「SPY×FAMILY」は「少年ジャンプ+」で隔週で連載されている人気漫画です。
2023年10月時点では3100万部突破。アニメも二期まで放映され、映画化もされ、大ヒットとなりました。
ですが世間的には「つまらない」という声もあるようで。そこで調べた「つまらない」理由を解説します。私の評価も参考にしてもらえたら幸いです。
ちなみに結果だけ先にお伝えしますと、一番上の「SS」ランクです。
※独断と偏見で評価しています。
※評価基準・最高SS~最低Cランク。
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※記事内にはネタバレが含まれています。
『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)はつまらないと言われてる「3つの理由」
ギャグが寒い
本編はシリアス中でも、ギャグを挟んできたりします。
主にアーニャの変顔や、キャラの個性や設定を活かした力押しが目立つ模様。この辺りが肌に合わない人もいるようです。
しかしギャグは受け手によって千差万別な気がします。個人的にも声を出して笑うというよりは、クスッとするような笑いが多い気がしました。
過大評価
たしかにこれはありますね。
世間の「これは見とかないといけない」の風潮がスパイファミリーにもありました。スパイファミリーは『鬼滅の刃』のような、わかりやすいバトル作品ではないので、あまり過剰に期待すると肩透かしをくらう人もいると思います。
ストーリーの進行の遅さ
ストーリーの軸に「オペレーション・ストリクス」があります。ロイドはこの作戦のために、偽造家族を作っています。
これの遅さ、テンポ感の悪さは目立つようです。キャラも出揃うと日常回に力を入れ出し、なかなか本筋に動きがないので、じれったく感じる人もいるようです。
キャラに感情移入できない
ロイドは何でもできる。ヨルは単純に強すぎる。アーニャは心読めるし。などなど一般的な家族と比べて、共感性が少ない…なんていうのも原因の一つにあるかと思います。
それでいて日常回が多いと『共感したいのにできない』ということもあるかもしれません。
【SPY×FAMILY】1期 評価
西国情報局対東課〈WISE〉は諜報員〈黄昏〉に、東国で戦争計画を進めるデズモンドの調査を命じる。〈黄昏〉は精神科医ロイド・フォージャーに扮し、標的と接触できる名門イーデン校に子供を入学させるため孤児のアーニャを引き取る。実はアーニャは他人の心を読む超能力者だった。ある日、〈黄昏〉を狙うマフィア組織にアーニャが連れ去られてしまう。ロイドは任務の仕切り直しを考えるが……。
引用元:アニメ『SPY×FAMILY』 https://spy-family.net/tvseries/episodes/episode1.php
評価:SS 今回は1期について評価します!
【SPY×FAMILY】の面白い部分・魅力
キャラクターの魅力
魅力的なキャラが多いのもスパイファミリーの特徴の一つ。中でもフォージャー家は特に魅力的。
ロイドはハイスペックで、カッコいい。でもだからこそ、周囲に振り回されたりするのが面白いところ。
ヨルは美しくて、可愛げがあります。でも身体能力最強という設定で、ちゃんとギャグ面でも貢献してくれます。
この二人は本当の夫婦でもなければカップルでもない。
でもお互いに意識し合っているのが、時々垣間見えるのがくすぐったいんですよ。二人関連でいうと、24話がおすすめ! ヨルのドキンコメーターに加えて、ヨルのケリでロイドのアゴが晴れるの好きです(笑)
あとビジュアルならシルヴィアが好きです。セクシーでドキッとしません?(笑)
日常回の面白さ
やはり日常回は、安定した面白さだと思います。ドタバタして、なんかほっこりしてフィニッシュを迎える。こういう日常回で様々な感情を引き出してくれる、さらには安定して、毎話毎話楽しい作品はそうないと思います。
ギャグベースにストーリーは展開していきます。見た後の満足感もトップクラス。
こういうブログをやっていると、作品を勧めたときに起こる『この作品面白いんだけど、この話、あの話はそこまででもないんよなぁ…』と思うことがあります。しかしスパイファミリーはそれが全くないです。
日常作品が好きな方になら、自信を持っておすすめできます!
OPEDの良さ、クオリティの高さ
スパイファミリーはOPEDの曲の良さ、クオリティが高いです。
・1クールOP『official髭dism』の『Mixed Nuts』
アメリカのアニメのようなアニメーションが楽しいですね。スパイファミリーの世界観を一発で表現した、絵と歌でした。素晴らしい。
・1、2クール共にEDも最高です。『星野源』の『喜劇』・『yama』の『色彩』共に徹底して、穏やかにクールダウンさせてくれる曲。『喜劇』の方はアーニャの就寝に合わせて、こっちも熟睡できそうな収め方。
『色彩』も爽快感◎ アニメーションも、朝日からまた朝日に時間が経過していくもいい。ファミリー感も増し増しで、余韻の満足度は高いです。
・なにより2期のOPENINGですよね。恐らく、近年稀に見るクオリティだと思います。とんでもない作画で、もはやこれを見てワクワクするなと言われるほうが難しい!(笑)
『BUMP OF CHICKEN』が最高の仕事をしています!
どちらかと言えば、ヨルとアーニャにフォーカスを当てているアニメーションですが、最高過ぎるんです! 個人的に歌手の中で一番好きな『BUMP OF CHICKEN』が担当して
くれているのも最高です。曲名は『SOUVENIR』
構成も素晴らしいんですよ。
前半はヨルとアーニャの過去に焦点を当てからの、ロイドと出会い、からのサビ突入。
たくさんの素敵が、これほどまでに凝縮されたOPが未だかつてあったでしょうか(笑)
その見どころを少し紹介します。
・鳥がハートになっている。
・アーニャのシャボン玉。
・3人で車に乗っているところ。
・メリーゴーランド。
・ヨルとアーニャが走っているところ。
・さらにアーニャが走るるところ。歌詞とリンクさせているのも素敵。
・ラスト。ロンドで余韻に浸らせてからの、リボンでフィニッシュ。
曲、アニメーション共に最高峰。これだけでもチェックしてほしいくらいです!
・王道の面白さを見たい。
・日常・ギャグ・バトル・スパイ、なんでもありの楽しさ!
・アーニャの可愛さを堪能したい。

アーニャ役の『種崎敦美さん』は『葬送のフリーレン』のフリーレン役でもお馴染みです。かなり声質が違うてびっくりですね! 声を聞けば大体は誰がやってるか判別する自信がありましたが、一発でこれは難しい!(笑)ここも注目してほしいです!
まとめ
ギャグや、過度な期待はやむを得ない部分があります。
特に進展のない日常回が多い場合、離脱の原因になりかねないと私も思います。
しかし日常系が好きな方は、毎回安定した面白さを感じられるはず。
究極的に「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」のテイストが好きな方は、きっとスパイファミリーのストーリーも十二分に楽しめるんじゃないでしょうか。この例えは、少し違うかもしれませんが(笑)
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