【少女革命ウテナ】トラウマ・神回シーン[わかりやすく魅力を解説]

アニメ

皆さんは【少女革命ウテナ】という作品をご存知でしょうか。1997年に放送されたJ.C.STAF制作による、アニメ作品。

名前自体は聞いたことある人も多いかもしれませんが、内容はわからない方も多いでしょう。

「少女漫画感が強い」「全39話」と腰が重くなりそうな要素もありますが、見てもらえればその魅力に驚くと思います! 中身は超面白い名作なんです!

この記事では

・『少女革命ウテナ』の『魅力をわかりやすく解説』『少女革命ウテナ:評価

・『トラウマ・神回シーン』『見る順番

・『おすすめ作品』『少女革命ウテナを無料視聴できる配信サービス

を紹介しますので、よかったら参考にしてください!

※独断と偏見で評価しています。

※評価基準・最高SS~最低Cランク。

※記事内ではアフィリエイト広告を利用しています。

※記事内にはネタバレが含まれています。

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【少女革命ウテナ】見る順番

①『少女革命ウテナ』

➁『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』

※➁は、完全新作の長編アニメーション映画。原作のTVアニメ版より、過激に華麗にリニューアルされた完全オリジナル劇場作品。※①との繋がりはなく別物。設定も異なります。

【少女革命ウテナ】あらすじ

凛々しく素敵な男装の少女・天上ウテナは、生徒会副会長の西園寺と決闘することになってしまった。誘われるままに「決闘の森」に足を踏み入れたウテナを待っていたのは、見たこともない不思議な世界。そして、西園寺に寄り添う「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシー。「世界を革命する力」をめぐる物語が始まる!

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放送年:話数 1997年:全39話

【少女革命ウテナ】評価:わかりやすく魅力を解説

評価:SS

名前自体は聞いたことある人も多いかもしれませんが、内容はわからない方も多いでしょう。

あらすじに補足する形で説明しますと「天上ウテナ」は友達のために生徒会副会長の「西園寺」と決闘することになります。

そこで勝ったウテナに「デュエリスト」と呼ばれる敵が次々と決闘を挑んでくるんです。

ちなみに「世界を革命する力」を手に入れられる「薔薇の花嫁」かけて、敵は挑んできます。その背後にある「世界の果て」とはなんなのか…ということで、とにかくみんな必死なんです。

魅力①ストーリー・構成の巧みさ

全部で39話あります、結構なボリュームですね。なんですが、ほぼと言っていいほどハズレ回がありません。

正直この設定で、このボリュームで、ここまで面白いのは相当凄いことだと思います。

ちなみに作品の雰囲気は基本的には明るく、そこにいい具合にシリアスか混じってきたりします。

ギャグ回も絶妙な割合で埋め込まれて、どれも面白い。ギャグ回がこんなに面白いも、凄いですね。

・特に桐生七実の回、西園寺イジリはどれも最高。こういうギャグ回はキャラの魅力の深堀にも繋がっていて◎

さらにストーリー構成がめちゃくちゃ巧み。
前半に散りばめた伏線や、前半1話だけの登場っぽいキャラもしっかりと後半に活かしています。

この活かし方や、謎の見せ方も引き込まれるばかり。飽きがくることは1ミリもありません。

39話をこんなにも高いテンションで駆け抜けられるのは、拍手しかありませんね。

話数が長いと人にすすめるのにも、少し躊躇する作品もありますから。(毎話面白いのも多くはないので)ですがウテナは自信を持っておすすめできます!

魅力➁キャラの魅力・背景『宝塚歌劇団風』

個性的なキャラ。こういう表現はよくあります。しかしウテナに出てくるキャラは濃ゆいんですよ。

まず主人公の「天上ウテナ」がいいキャラなんですよ。

王子様にあこがれていて、学園でも男装をしています。そして次々に挑まれる決闘に、鮮やかな剣さばきと、王子様感で勝っていきます。

カッコいいヒロインが見たい人はグッとくる展開ですね!

さらに背景や演者、キャラの雰囲気を総合すると、まさに『宝塚歌劇団』のような世界観なんです。これが凄く強烈で。

一つ一つの演出にパンチが効いて、より印象に残るんですよ。

『宝塚歌劇団』だと言っても「女性向け」というわけではありません。

華やかで、可憐さを際立せて。そして闘うキャラ達の魅力を引き出す感じなので、女性向け演出ではないです。もちろん男性でも楽しめますよ。

・ウテナの人物像に話しを戻します。ウテナは普段男装していますけど、ふと女性らしい瞬間が覗くときにグットきます。

顕著なのがストーリーの中で、普通の女子生徒の姿に戻る回もあるんですが、その姿のギャップが最高なんです◎

その流れで言えば、中盤以降は本当に見もの。

中盤から登場の「暁生」さんというキャラがいるんですが、暁生さんの女ったらし具合は、私が見てきたキャラの中でも軍を抜いて凄い。

なんていうか、言葉とか行動とかが、プレイボーイに染まりあげているといいますか。男の私でも惚れそうなほどで(笑)

その暁生さんがウテナを落としにかかるのです。これが恋愛テイストとして最高なんですよ。

前半のキリッとしたウテナを見ているからこそ、後半の乙女加減がたまりません。

・他にも七海、西園寺なんかは、ずっとギャグ要員なんですが、愛嬌があっていいですね。それにしても「西園寺をギャグ要員」で魅力を発揮させるとは、脚本の方の手腕が光ります(笑)

・あとチュチュというネズミも可愛い。画面の四隅で、いつもコメディリリーフ的な役割をやってくれます。これがめちゃくちゃ和むんですよ。

味噌汁小僧
味噌汁小僧

チュチュがいると、必ず目で追いかけてしまいます!

魅力③謎の展開

少女革命ウテナには多くの謎が存在します。それが少しづつ紐解かれていき…と思ったら、また新たな謎も出てくる。それも大きな魅力の一つ。

・学校の一番上に行くと見れる「空に城が逆さある」これは絵的にも鮮烈です。

・ウテナに強い影響を与えてた王子様の存在。・生徒会の役割。・暁生さんの秘密・暁生さんとアンシーの関係…などなど。

これはほんの一部。そんな中で「キャラの思惑、暗躍、思い」が、物語に深く引き込んでくれます。

特にもう一人の主人公「姫宮アンシー」は謎めいてます。

表面的には守ってあげたくなるような子なんですが、どんどんその内に秘めたもの、抱えているものが明らかになっていきます。

それがドキッとするようなことばかりなんです。一番の衝撃は、やはり「暁生」さんとの関係でしょうか。

かなりの衝撃です。七実がそれを目撃するシーンがあるんですが、これも結構鮮烈なシーン。

魅力④パターンの強み・多さ

ウテナにはお決まりのパターンがめちゃくちゃ多いです。これも強烈に脳裏に焼き付けていきます。

・生徒会メンバーがエレベーターに乗っているところ。どんどん人数が増えていく感じ◎

・かしらかしらご存知かしらシリーズ。これもどんどん発展しています。

・予告の「絶対運命黙示録」・決闘直前、上に行く螺旋階段を登るところ、流れる「絶対運命黙示録」

・後半の「とりあえず半裸になっとく流れ」もめちゃくちゃ好きですし。(主に冬芽と暁生さんですが)

・あとは暁生さんの伝説「車の座席から、前回転ボンネット着地」は永遠に忘れることのできない技です。

※「良い子は危険ですのでマネしないでください」の注意喚起を、山ほどいれる必要があるくらい危険です(笑)

ちなみにあれから座席に戻る姿は、回転しながらの戻りなんでしょうか。普通になんでしょうか。普通ならちょっと笑えてきます。

他の魅力

・映像表現としても独特で記憶に残ります。

特に決闘のシーンでは、かなり趣向を凝らしていますね。

決闘をしている人の周りを、車が走っていたり、車が縦に止まっていたりと、どれも強烈で忘れられないです。

さらに主題歌・挿入歌も素晴らしい!

・OP『奥井雅美』さん『輪舞-revolution』めちゃくちゃカッコいいんです! スタイリッシュかつ、せつない感じもあって◎ 

奥井雅美さんの歌唱力の高さも光っています。アニメーションも、ウテナの低空で突きを出すのがお気に入り!

・ED『裕末瑠華』さんの『truth』ラストの余韻がいい具合に強めてくれます。歌詞もカッコいい!

・そして挿入歌『絶対運命黙示録』! 細かいことは抜きにして、まずは聴いてほしい。聴いていく内に、頭にこびりつくこと間違いなし! 

余談ですが、稀に私は「何かに挑戦する際」これを聴いて自分を鼓舞してます(笑)

【少女革命ウテナ】神回

【少女革命ウテナ】神回『30話』

『30話』は神回だと思います。上でも書きましたが、ウテナの「乙女な部分が漏れ出る」のが、この近辺だと思います。相手はもちろん「暁生さん」

ウテナが足を怪我して、それを暁生さんが触るというシーンなんですが。

その手つきが何とも言えない、いやらしさ。加えて、意識し出して止まらない感じのウテナ。

そしてウテナにゆっくりと覆いかぶさる暁生さん。この時のウテナの、思わず漏れ出る吐息が最高なんです!

・さらにウテナの足を触る時もポイント。暁生さんが体をぐっとやる感じもなんかいい! 

しかもこれ他の女性にもやっているという得意技!(笑) あとそもそも、暁生さん役の「小杉十郎太」さんの低音さも最高。

【少女革命ウテナ】神回『29話』

【少女革命ウテナ】は、せつない話も多いですが、この話はトップクラスに切ないです。

樹璃の回。詳しくばネタバレになりますので伏せますが、とにかくラストまで見てほしい! 

私も初めてみたとき「え…せつないぃ…」と気持ちの落としどころを探すほどでした(笑)

この話で重要になってくる「瑠果」役の「佐々木望」さんがいい味出しています。

【少女革命ウテナ】トラウマシーン『33話』

【少女革命ウテナ】トラウマシーン 『33話』

トラウマシーンは『33話』これはウテナが「暁生さんに完全に落とされた」という内容。

ウテナは最初から「王子様に自分がなる」という確固たる決意と意思があります。

だから女性らしい面は、時より顔を覗かせることはあっても、乙女の顔はほとんどありません。

しかしこの暁生さんによって、ウテナの牙城が徐々に崩れていくんです。この過程も最高。

この話は完成度が高いのも◎ ウテナと暁生さんの二人がメインなんですが、二人共別々にいる感じに映すんです。

そしてラストで、二人とも一緒だったことが判明するんですよ。この演出もお洒落で、イカします!

・そこではっきりとした描写はないんですが、ウテナの首から上あたりだけ映り、暁生さんとの性行為的な匂わせが描写されます。

ウテナの一生懸命に言葉を紡ぐ感じ、途中黒い手とウテナの手が混じり合う感じ。※これは間違いなく暁生さんの手。

完全にウテナが落ちた瞬間です。王子様としてぶれることのなかったウテナの落ちる姿…間違いなくトラウマシーンです。

 

【少女革命ウテナ】見た後に「当ブログおすすめの作品」3選紹介!【トラウマ作品を含む】

葬送のフリーレン

評価:SS

ファンタジー作品で最高レベルの面白さです。作り込まれた世界感、王道ストーリー、設定、文句のつけようがない神作品です。 

 

メイドインアビス

評価:SS

「ダークファンタジー」が好きな方はこっちも好きだと思います。

「可愛らしい絵柄」×「容赦のない鬱ストーリー」×「グロ・トラウマシーンの多さ」の内容になります。描写はキツイので、視聴の際は覚悟を持ってご覧ください!(笑)

 

無限のリヴァイアス

評価:SS

一押し作品なので紹介されてもらいます! トラウマシーンもございます!

皆さんも鬱作品を思い浮かべれば、何作品か思い浮かぶと思います。ただこの「無限のリヴァイアス」は並外れた鬱ではありません。

それも『何話とかが鬱』『特定のシーン』がなどではなく、最終話までどんどん鬱が苛烈を極めていきます。

容赦のない鬱展開に「キャラクター」「視聴者」の心はズダボロ(笑)それでも、ラストには大きな感動・視聴感が待っています!

 

【2024年版】春・夏アニメまとめ記事

【少女革命ウテナ】【おすすめ作品】【新作アニメ】を無料視聴できる配信サービス!

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まとめ:【少女革命ウテナ】トラウマ・神回シーン[わかりやすく魅力を解説]

【少女革命ウテナ】は「少女漫画感が強い」「全39話」と腰が重くなりそうな要素もありますが、見てもらえればその魅力に驚くと思います! 

この話数を一気に、しかも超面白く見られるのは相当凄いことだと思いますから!

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