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おすすめアニメ【ミステリー、ホラーアニメ】厳選した10選を紹介します!
PLUTO
放送日:話数
2023年:全8話
あらすじ
人間とロボットが共存する近未来。突如として、世界最強と言われるロボットが次々に破壊され始める。その一体でもある高性能ロボット刑事、ゲジヒトは事件の調査を始めるが……。
評価:SS
去年の中で隠れ覇権アニメだったと思います。それほどの超面白作品です。
内容としましては、上質なサスペンス。ロボット×人間作品の中では、頭一つ抜き出ていると思います。
とにかく全てのクオリティが高水準なんですよ。まず一つ一つの画力がとんでもない。絵の説得力といいますか。
何気ないシーンでも、表情や視線から訴えかけているものがありますし。迫力や、意図みたいなものも伝わってくる。
これは浦沢直樹さんの力量が半端じゃないからですね。
世界観も壮大なんですけど、その世界観をより、細部までこだわり抜いている作画も凄いです。
ネットフリックス限定配信、世界に向けてるだけあって、作画も凄まじいものを感じます。
話数は8エピソードなんですが、1話が1時間前後。大体普通のアニメで計算すると、24話ほどあります。
見る前は「結構長いかな?」と思ったのですが、見始めたら一気です。この1時間というのが絶妙の長さ。続きの引きも強く、続きが気になりすぎて止まりませんでした(笑)
・上質なサスペンス作品。
・濃厚なストーリー、読めない展開。
一人でも多くの人に見て欲しい傑作です!
サマータイムレンダ
放送日 話数 2022年:全25話
あらすじ
『網代慎平』は2年ぶりに実家である和歌山、日都ヶ島に帰ってきた。帰省した理由は、幼馴染の『小船潮』の訃報を聞いたからだ。慎平は葬儀中、親友から『潮が他殺された可能性』を告げられる。翌日には、近隣住民の一家が消える怪事件も発生。こうして慎平は事件に巻き込まれていく。
評価:SS
イッキ見必須! ミステリー系の中では、最高峰におすすめ作品です!
ホラーとサスペンスがうまく融合された作品で、かといって少年漫画的な展開もうまく混じっていて、素晴らしいの一言。恋愛模様もあり、個人的に大満足な作品です。
『ひぐらしのなく頃に』とか『Another』とかに流れる不気味さが好きな人もハマると思います。バトルもスピード感があり、手に汗握ります。
作画も綺麗で、夏を多角的に描いていて、ふとした日常シーンも見入ってしまいます。
25話でしっかり完結してくれるのも◎ 話数が長すぎず、短すぎないのも見やすい点です。
最初にも触れましたが、見始めたら止まらなくなり、イッキ見必須は間違いないです。これを見逃すのは勿体ないくらい超名作です!
あと二期のOP『夏夢ノイジー』は名曲です。物語がいよいよ核心に迫っていく感じと、いい意味で昭和感があふれていて、駆け抜けていく感じが最高です。
・タイムリープ系が好き。
・ホラーやサスペンスも好き。
・かつバトルもあると嬉しい人。
休日に是非、一気見してください!
Another
放送日:話数 2012年:全12話
あらすじ
様々な事情により一ヶ月ほど遅れて、夜見山北高校に転校した『榊原恒一』は、何かに怯えるようなクラスメイトに違和感を感じ取る。
クラスメイトの中で、眼帯を付けた不思議な存在感を放つ『見崎鳴』に、恒一は惹かれていく。接触を試みるも、彼女の謎は深まるばかり。そんなとき、誰も予想もしていなかった惨劇が起こる。
評価:S
作品に流れるダークな雰囲気に、とにかく引き込まれます。OPから世界観抜群。これだけも確認してもらったら、内容も見たくなること請け合いです。
音や映像で、見てる側の不安や恐怖を煽る演出もよかったです。最終話まで安定した緊張感が続きます。
ヒロインがミステリアスで、不気味さを増してくれます。さらに眼帯です。眼帯女子は可愛いですね(笑)あとキャラクターは全体的に可愛い絵柄なので、その点も見やすいと思います。
怪奇ホラーということで、グロめなのも特徴の一つ。それも日常的に起こりそうなグロなので、その点は少し注意。でも許容レベルのグロさだとは思います。
話数も12話と見やすい長さとなってますので、サクッと見たい方はおすすめです。
・ホラーよりのミステリーが見たい方。
・多少のグロ大丈夫な方。
雰囲気抜群! 適度なグロさ! 問答無用で引き込まれます!
ひぐらしのなく頃に
放送日:話数
一期 2006年:全26話 二期 2007年:全24話
あらすじ
舞台は昭和末期。前原圭一は都会から、雛見沢村に引っ越してくる。雛見沢村は人口2000人にも満たない小さな村である。圭一はすぐに村の生活に馴染み、仲間と共に毎日を充実して過ごしていた。ある日、写真家の富竹ジロウから、この村で起きた『バラバラ殺人』の事件について聞かされる。この日を境に、圭一の楽しかった日常が少しずつ狂い始める。
評価:SS
この作品の怖さは狂気性です。それもほんの些細なところから見え隠れする狂気性や異常性がめちゃくちゃ怖いです。
気づいたら、主人公の前原圭一に感情移入して、一緒にビビること間違いなし。恐怖はまいぶれもなくやってくるから怖いです。
日常パートは楽しく、明るく、ほのぼのとしているのに、急に来ます。最初から怖いわけではないので、日常パートを見つつ、怖いシーンに入るのを待ちましょう。
キャラクターも可愛らしい絵柄ですが油断しないでください。それがかえって怖さを際立たせる風貌に変化します。
個人的には綿流しのラストが一番怖かったです。
あと結構グロありもありなので、それ系が大丈夫な人にもおすすめしたいです。
ストーリー的には、最初はどんどん謎が出てきます。主人公前原圭一と一緒に、視聴者も悩む感じです。
それから『ひぐらしのなく頃に 解』に入ると、今度はその運命と戦う物語にシフトしていきます。
いろいろな話があるので少し混乱するかもしれません。(〇〇編など)
二期にあたる「ひぐらしのなく頃に解」の「祭囃し編」が一応原作の完結編となっておりますので、ここまで見ていただければ一段落はします!
・ホラー強めが好きな方。
・グロ強めも大丈夫な方。
・ミステリー要素もあり。
謎を当てるのは至難の業かと思います! 興味ある方は是非謎を解明してみてください!
僕だけがいない街
放送日 話数 2016年:全12話
あらすじ
売れない漫画家・29歳の藤沼悟は、特殊な現象『リバイバル』という特殊能力を持っていた。これは過去に戻り、事件や事故の原因を把握して、未然に防ぐことができるのだ。母親の殺害事件をきっかけに悟は昭和63年、北海道へ『リバイバル』した。さらにその過去で同級生の加代も何者かに殺されているのを思い出す。悟は過去と未来を行き来しながら、事件の真相を探っていく。
評価:SS
タイムリープものです。長さもちょうどよく、イッキ見しやすい話数。
しかも子供の頃に戻って、犯人を探すという展開。恋愛要素も混じってくるので、この時点でワクワクする方もいるのではないでしょうか?
基本的に、子供と大人の時代、半々で物語が進んでいきます。
その二人の主人公担当の声優が、満島真之介と土屋太鳳です。二人とも俳優で声優は本業ではないですが、ここも特に違和感はないです
。むしろ上手いと思いました。そこが引っかかる方でも大丈夫だと思います。
終始、犯人がわからないまま緊張感があるのがいい。OPも仕掛けか施されていて、そこも注意して見てみると面白いかもです。
アジアンカンフージェネレーションのOPも、疾走感があっていいです。
・長さもちょうどよく、イッキ見しやすい話数。
・タイムリープ×事件解決、でピンときた方。
見終わった後の爽快感が格別のアニメです!
氷菓
放送日 話数 2012年:全22話
あらすじ
『折木奉太郎』は省エネ高校生で、高校生活でもモットーを貫こうとしていた。だがひょんなことから『千反田える』によって、廃部寸前の『古典部』へ強引に入部させられてしまう。『古典部』には中学からの腐れ縁『福部里志』『伊原摩那花』も加わる。こうして奉太郎と古典部の面々は、学園の数々の謎を解決していく。
評価:SS
青春、恋愛、ミステリーがいい感じにミックスされた作品。
ミステリーと言っても重いものはなく、軽く見られるのがいいですね。
京アニらしく作画はめちゃめちゃ綺麗で、映像美相当凄いです。落ち着いた雰囲気があり、見た余韻も感じれられて◎
キャラクターもみんな個性的で魅力的。特にヒロインの『える』の魅力が爆発してます。
主人公の奉 太郎は基本やる気がなのですが、対比するように、えるの好奇心が半端なく旺盛なんです。事件の真相が気になってしかたない。口癖も『私、気になります!』ですから。
えるは奉太郎に事件を解いてほしくて、ぐいぐいお願いしていく。
そんなストーリーですので、奉太郎は振り回されながらも事件を解決していき、やがて心にも大きな変化が……なんてことになります。
二人の関係性がいいんです。後半になっていくと、お互いを意識していき、その思いがどんどん見え隠れしていく感じも、なんだかくすぐったくて、甘酸っぱくて(笑)
OPの『優しさの理由』の心地よさも特筆しておきたいです。
OPを観るだけで、キャラ達の関係性とか性格とかが一発でわかるのもいいですね。曲の良さも相まって、何度も観たくなるアニメーション。
隙のない名作だと思います。多くの人におすすめしたい作品です!
ちなみに「フルメタルパニック」「甘城ブリリアントパーク」の武本康弘監督、脚本、賀東昭二さんのコンビだそうです。
・気を張らずにミステリーを楽しみたい。
・ミステリーの中でも恋愛や青春が含まれたのもが見たい。
・作品の美しさに酔いしれたい。
京アニの最高傑作の一つだと思います!
マイホームヒーロー
放送日:話数
2023年:全12話
あらすじ
平凡なサラリーマンである『鳥栖哲雄』妻と反抗期気味の娘とそれなりに幸せな人生を送っていた。しかしある日、娘の顔に傷があることに気づく。それは殴打された傷で、哲雄は何があったのか調べ始める。
評価:A
実写化もされましたね。実は、実写化よりも先にアニメやってたのご存知ですか?(笑)結構ひっそりとやってたので、あまり知られてないかもしれません。
この作品の面白さですが、毎回引きの強さは凄いです。これの放送時、他のアニメ作品と比べても、個人的に続きが気になる作品トップクラスでした。
主人公のピンチも1話に何回かあり、かなり手に汗握りました。
犯罪行為や、トリックなども細かく調べられているといいますか、説得力もあり、ミステリー好きにも十分満足してもらえると思います。
そして家族としての絆も見応えの一つ。
主人公1人で乗り越えるピンチもあれば、奥さんとの協力もあり、なんだか微笑ましいシーンも混ざっているのがいいです。
.ミステリー好き。
.毎回続きが気になるストーリー。
・主人公がピンチをどう切り抜けるか。
時光代理人 -LINK CLICK-
放送日:話数
2021年:全12話
あらすじ
『時効写真館』という繁華街の一角にひっそりと佇む店があった。店の経営者は、トキとヒカル。
トキは『撮影者の意識にリンクして、写真の中に入ることが出来る能力』を持つ。ヒカルは『その写真の撮影後、12時間の出来事を把握できる能力』を持つ。
二人は幼馴染のリンを通じて、顧客からの依頼を受ける。しかし一つのルールがある。それは『絶対に過去を改変してはいけない』
評価:S
1話から面白い作品です! 中国アニメだからといって、見逃しは勿体ないです!
簡単に言えばタイムリープものです。
写真の中に入って、その人の過去を生きることができる。でも過去の改変はしてはいけない。
できるとしても、本当に些細なこと。例えば『当時伝えられなかった言葉をみんなに伝えたい』など。そういった類の依頼が来るわけですよね。
だけどトキは入っていくと、どんどんその人に感情移入して、なんとかして周りの人を助けたり、守りたくなる。正義感も強いので、衝動的に駆られて未来を変えようとしてしまったり。
その葛藤が凄く胸に来るんですよ。トキが凄く人間臭いのがいい。
相棒のヒカリは冷静沈着でクール。でもトキを心配したり、なんやかんやでトキをサポートしたり。
トキとの比較も面白いですね。あと幼馴染のリンも可愛くて、活発で好きです。
ストーリーがとにかく面白いです。どの回も深いし、感動します。何回か泣きましたよ。まさか泣けるとは思ってなくて、かなり油断してましたから(笑)
ちなみに五話辺りは地震の話になるので、気になる方はご注意ください。より詳しく『時光代理人』でも評価してます。
・スタイリッシュ×タイムリープ
・バディ系が好き。
・人間ドラマ。ストーリーで魅せる。
憂国のモリアーティ
放送日:話数
2020年:全24話
あらすじ
19世紀のイギリスで、人は階級に縛られて暮らしていた。そんな制度を打ち砕くべく『ウィリアム・ジェームズ・モリアーディ』はカリスマ性と、ずば抜けた頭脳を武器に、同じ志を持つ仲間と国を変えるため立ち上がるのだった。
評価:A+
悪役であるモリアーティを主人公している作品になります。ホームズ側の視点ではなく、モリアーティ側の視点を描いているのが、斬新で面白いです。
絵柄、キャラクターに男性が多い事。などから女性向けに思われるかもしれませんが、内容はシリアスで見応えがあります。男性でも相当楽しめるはず。
作画も綺麗ですし、イギリスが舞台なので、雰囲気も抜群。上質なミステリー作品で、好きな人はかなり好みだと思います。
見どころはモリアーティとホームズの関係性。お互い敵同士だけど、実力を認めあっているのがいい!
個人的に好きなのがEDです。『STEREO DIVE FOUNDAT』の【ALPHA】という曲。
まず曲自体がめちゃくちゃいい。EDなのに疾走感があり、スカッとする余韻で◎
さらにアニメーションもシンプルながらも、モリアーティ兄弟3人の無邪気な感じが、本編とのいいギャップになっていて好きです。最後の雨に打たれているシーンもカッコいい。
屍鬼
放送日:話数
2010年:全22話+未放送2話
あらすじ
人口わずか1300人の小さな集落、外場村には『起き上がり』という死者復活の伝承がある。
そんなある日、村人3人の原因不明の変死体が発見される。
唯一、村の医師である『尾崎敏夫』は、このことに不信感を持つが、村人達は事件性はないと判断。しかしその後も、村人が次々と死んでいき、相次ぐ怪事件が始まるのだった。
評価:A+
人間側と吸血鬼側、両方の視点から描かれていているのが面白いです。
いわゆる勧善懲悪などとは、別路線になります。単純に主人公達が、吸血鬼を倒していくといったものでもなく、両側の心情、行動、苦悩などの描写が丁寧に描かれていてるのも特徴的。
人間の汚い部分や、抱えている思い、善悪の概念など、うまく表現できていて、考えさせられる作品です。
キャラクターは結構多く出てくるのと、キャラクターデザインは少し癖があるのですが、見ていけば慣れていくレベルです。
あと補足レベルではありますが、若干ですけど鬼滅の刃にも似ています。といってもバトルモノではないで、そこはご注意を。
そしてOPのBUCK-TICK『くちづけ』最高です。ダークな歌声に、ダークな曲調、そこに切なさが漂う。まさに屍鬼にぴったりの名曲です。
・鬼滅の刃に少しだけ似てる。
・人間と、吸血鬼のそれぞれの物語。
・全体的にシリアスな雰囲気。
見終わったあと、メンタルに少しダメージが来る作品ですが、同じくらい満足感もあります!
まとめ
この中で言えば、特に『PLUTO』『サマータイムレンダ』は超おすすめ!
怖さで言えば『ひぐらしのなく頃に』学園モノミステリーなら『氷菓』不気味さとホラーが混じった『Another』『屍鬼』正統派事件モノなら『僕だけがいない街』『マイホームヒーロー』『憂国のモリアーティ』を是非ご覧ください!