【聲の形】は【ひどい?つまらない?】その理由とは?[評価付き]

アニメ

映画化もされて高い評価を受けた「聲の形」。2013年から週刊少年マガジンで連載され、全7巻。2016年9月時点で300万部を突破しています。

しかし一方で映画の評価が「ひどい」「つまらない」という声も上がっています。

どういうことなのか解説します!

個人的な評価もしていますので、参考にしてもらえると幸いです。

※独断と偏見で評価しています。

※評価基準・最高SS~最低Cランク。

※記事内ではアフィリエイト広告を利用しています。。

※記事内にはネタバレが含まれています。

【聲の形】は【ひどい?つまらない?】その理由とは?

いじめの描写

調べていくと一番の理由「いじめの描写」の酷さにあるようです。

特に本編、最初から「いじめの描写」があり、どんどん過激さが増していきます。ヒロイン「硝子」の聴覚障害に対するいじめから始まるのですが、かなりリアルに描いていることもあり、このような声が上がっているようですね。

他にもこんな描写が。

・障害者への偏見から始まり。

・さらにはそれを見て見ぬふりをするクラスメイト。

・加害者が被害者へと立場が逆転していく。

とにかくいじめのシーンのリアルさ。挙句の果てには、いじめが原因で転校などなど……

主人公の石田に対する学級裁判

上記、いじめのシーンに繋がりますが、いじめが発覚してからの、学級裁判で晒上げスケープゴートになる石田。これも相当ひどいとの声も。

いじめる側から、瞬く間にいじめられる側へ転落。この学級裁判のシーンはかなりの胸糞評価です。

他の問題

・被害者と加害者の和解

最終的に和解する運びになります。これもそう簡単にはうまくいかないとの声も。

・感動ポルノ

結局涙を誘うような「感動ポルノ」が気にくわないという。

・編集の問題

いじめ関連ではない理由の一つに、カットの仕方や、編集の手法に不満の声も上がっているようです。

以上の点を踏まえて

やはり「いじめ」の描写にひどいとの声が多いようです。

私も少なからず、ひどいと思いました。が、つまらなくはなかったです。感情の揺れ方、考えさせられる点、さらには高いクオリティなど踏まえても、かなり評価は高いです。

【聲の形】評価

放送日:話数

2016年:129分

石田将也のもとに勉強会へ招待する一本の電話がかかり、そこで西宮硝子の名前を聞く。話は過去に戻り、小学6年生の頃の将也視点で描かれる。

とある小学校に通学する硝子は聾唖者のため授業を止めることがあり、それが原因でクラス中から嫌われていた。クラスメイトの将也は執拗に硝子をいじめるが、度の過ぎた悪行が遠因してクラスにおいて吊し上げられた挙句、新たないじめの標的にされる。あまりにもあっけなく掌を返されてしまった彼を硝子は気にかけるが、結局、将也とは分かり合えず転校していった。

硝子の転校後、心ないことを言った将也に対し、またしても掌を返すように賛同した担任とクラスメイトを見たことで、将也は初めて自身のクラスにある、恐ろしいほどの異常さを痛感し、硝子のために自ら行動を起こすようになる。

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%B2%E3%81%AE%E5%BD%A2#%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98

評価:SS

題材はいじめが中心にあるので普通なら暗くなりがちですが、明るく描かれているのが特徴的。もちろんシリアスな場面などはメリハリがあります。特に前半のいじめのシーンはやはり重いですが。

しかし全体的には、楽しく見られる作品になっていると思います。

何気ない描写が、目に焼き付く作画ばかり。担当している制作会社は、クオリティの高さで折り紙つきの「京都アニメーション」。流石の一言ですね。背景や美術などもこだわり抜いて圧倒されます。

特に素晴らしいと思ったのがBGMのピアノ。頻繁に流れるBGMが優しいピアノの音色なんですが、そのシーンによって受ける印象がゴロっと変わるんです。こういう細かい部分も考え尽くされている気がします。

そして最初の30分は引き込まれました。

いじめっ子だった小学生時代の石田。自分がいじめられる側に変化する流れは、考えさせられるといいますか、それをサラッとさりげなく見せてるような演出も、かえって印象に残ります。

テンポがいいときはサクサクっと進み、ちゃんと見せたいときは丁寧に。このメリハリも素晴らしく、およそ2時間の長さ、全く飽きずに一気に見てしまいました。

恋愛部分で言えば、ないわけではないですがほんのり程度でしょうか。やはりメインは青春ドラマや、ヒューマンドラマがメインになります。個人的にはもう少し恋愛が欲しかった! 理由は照れる硝子がめちゃくちゃ可愛いからです!(笑)

とにかく深く考えさせられました。「このキャラはどんな思いなんだろう」どんな思いでそんな行動をしたのだろう」など、多角的な視点でも考えさせられます。深いです。「ひどい」の一言で、切ってしまうのは大変勿体ないと思いました。是非、多くの人に見て欲しい、アニメ映画の傑作だと言えます!

 

味噌汁小僧
味噌汁小僧

ちなみに本編の手話。作者の「大今良時」先生のお母様が、手話の通訳者をされているそうで。本編の手話はお母様の協力があったそうです!

まとめ

調べていくと一番の理由「いじめの描写」の酷さにあるようです。

特に本編は最初から「いじめの描写」があり、どんどん過激さが増していきます。かなりリアルに描いていることもあり、このような声が上がっているようですね。

たしかに「ひどい」と言われる理由も納得です。しかしこういった描写がなければ、改めて考えることもなかったと自分は思います。

いじめ側、いじめられる側、それを傍観していた人。様々なキャラの本音や、立場、気持ちの変化がどんどん変わっていくのが見どころの一つ。これで何を思って、どう考えるか、どう行動に移すか…が、重要な気がします。

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