「かつて魔法少女と悪は敵対していた」は『月刊ガンガンJOKER』にて2013年から2015年まで連載されていました。2024年7月からアニメも放送されています!
※独断と偏見で評価しています。
※評価基準・最高SS~最低Cランク。
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【かつて魔法少女と悪は敵対していた】あらすじ・評価
悪の組織――あらゆるものを侵略し、あらゆるものを滅ぼす。残忍にして狡猾なその組織のブレーンには、王の片腕たる悪の参謀がいた。地上侵略の危機に立ち上がる、薄幸の魔法少女・白夜(びゃくや)。彼女と対峙した悪の参謀・ミラは、なんと一目ボレしてしまい……。魔法少女と悪が敵対していたのは、かつての話。殺し愛(あ)わない、ふたりの行く末は――?
引用元:DMM TV|月額550円でアニメ、国内ドラマ、映画が見放題https://tv.dmm.com/vod/list/?keyword=%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%A6&season=sq7rs2odvys584wtdnzzebq9m
評価:S 【4話時点】
評価:SS 【最終評価】
これ見逃してる人どのくらいいるんでしょうか。めちゃくちゃ面白いです。
12分弱のアニメ。ぱっと見、そこまでの食いつきもなくサラッと切られそうな作品ですが…最高のラブコメですよ。
「クオリティ◎ラブコメ◎キャラ◎演出◎」これ全話見終わったとき、もっと評価上がりそうな気配さえあります。
まず参謀である「ミラ」と魔法少女「白夜」の絡みが軸になります。
参謀は魔法少女に一目惚れ。そこから魔法少女に振り回されていきます。といっても魔法少女はだるっとした感じで、全くそんなことには気づいてません。
この二人の関係性が甘酸っぱい感じで最高なんですよ。2人のやり取り、ラブコメ度も凄く勢いが合って好きです。参謀も勢い系のギャグで好物です。
ちなみに魔法少女にはお金が必要です。魔法少女になったのも「お金のため」なんです。なんか潔くて好きですね(笑)
OPENINGも最高。曲の「Lezel 」「未完成ランデヴー」素晴らしい。Lezelさんのウィスパーボイスと、切なくて優しい曲が見事にマッチ!
アニメーションも最高で。可愛くて、爽やかで、甘酸っぱさ満点。1分しかないのが憎い。本編アニメーションも含めて、宝石箱のように素敵が凝縮されているんです!
【かつて魔法少女と悪は敵対していた】[神回9話:感想]
評価:S 【9話時点】
最初からずっと、相当面白いですね。残りの話数次第ではSSも全然ありそうな気配です!
白夜とミラの関係性はどんどん深みを増していき、尊いレベルも上がりまくっています。新キャラもたくさん出てきて、それぞれのキャラの役割や個性なども固まってきました。この世界観にキャラたちが入ると、すんなり馴染むんですよね。だからすぐに、キャラも愛着が湧くんです。
個人的には「ファックの子:花火」がめちゃくちゃいい。相槌もファックなの素晴らしい(笑)
13分でこんなに満足感をくれるなんて…。原作の素晴らしいはもちろんのこと、ボンズさんの演出力・作画クオリティには脱帽です。
かつて魔法の持つ、キラキラした魅力を余すことなく引き出しています。
そして今回は「9話」について感想を書いていこうと思います!
今回は神回と呼べるんじゃないでしょうか。ポイントは「過去最大のイチャイチャラブコメ指数」を記録したからです(笑)
前話で白夜とミラが、クリスマスを一緒に過ごすという約束をしてから。二人で買い物したり、料理を一緒に作ったりと、穏やかな時間を過ごします。最初からしっかりラブコメなので、今作は全体的なラブコメ度も満腹感があります。
・もちろんみんな大好き「白夜の悶絶メガネパリン!」も今回は多めです。
●そして一番の見どころ「名前で呼びあう流れ」が発生します! 今までで一番最高ではないでしょうか。最高でしたよね?(笑)見た人はわかると思います、このくすぐったい&幸福感(笑)
・白夜はミラさん。ミラは白夜さん。さん呼び最高です。
それ以外にもクリスマスイベントで、他のキャラも楽しそうです。こういう描写は、見てる側も楽しそうなのに当てられて、楽しくなりますよね。
ちなみに【かつて魔法少女と悪は敵対していた】の制作会社は「ボンズ」さん。ボンズさんと言えば、バトル作品「モブサイコ」を筆頭に「ヒロアカ」「ストレイドッグス」などの印象が強いです。
しかし今回はがっつりのラブコメなんですけど…めちゃくちゃ最高。
などなど総合的に見ても一番よかったと思い、今回神回として取り上げました!
1話が12分弱のボリュームですので、すぐに追いつけます! まだ見ていない方は是非、見てほしい作品です!
【かつて魔法少女と悪は敵対していた】[最終評価]
①魅力 ずっと浸っていたい『優しくて・キラキラした世界観』
なんて優しくて、キラキラした世界なんでしょうか。出てくるキャラも、この世界観に登場するだけで、親しみや愛着が湧くんですよね。
悪い人が一人も出ないですし、短い時間の中でキャラの魅力を見せるのも上手。
このキラキラ感も、優しい世界に合っていて。おとぎ話のように素敵なんですよね。「この世界観にずっと浸っていたい」が、見ていて一番思っていた感想かもしれません。
魅力➁主人公2人の距離感
でも一番絶妙な距離感までは、踏み込んだと思います。(※お互いに名前呼びくらいまでは。すぐに戻ってはいるものの)
お互いに気になっているけど、口には出さないといいますか。まだ曖昧な感情ではあるんでしょうね。一応敵同士ですし。でも表情とか態度に、好きという感情が出ちゃってはいるんです。
一番いい関係ですよ。個人的に「お互い好きだけど、付き合う一歩手前」くらいの関係性が大好きなので、ここの2人も◎
また最終回まで見終わって「その後の二人のやり取り、関係性」が容易に想像できるんですよ。これも私が、この2人のカップリングを凄く好きだったのも大きいとは思いますけど。
・また「12分前後の分数」も良かったですね。この分数なんだから「しっかり見よう、大切に見よう」という気持ち。まさに宝物を大事にするような、マインドが変わっていきます。気づけば一生懸命に楽しんでいました(笑)
他には最終話も良かったですね。
一つの話をお互いの視点から見せて、厚みを加えていくスタイル。他のキャラも総出。最後は白夜からでなく、ミラが白夜を見つけるのもいい。
【かつて魔法少女と悪は敵対していた】アニメ 藤原ここあ先生
「藤原ここあ」先生について
作者である「藤原ここあ」先生は、2015年に亡くなられているそうで。大変残念ではありますが、制作陣の『原作愛』は痛いほど伝わってきました。それは視聴者にも十二分に魅力を感じ取れたはずです。
きっと先生も、この「クオリティ」「作品愛」を見て喜んでいらっしゃると思います。こんな素敵な作品を世に残してくれて、感謝しかありません!
評価はSかSSで少し迷いましたが、放送終了後の「寂しや、余韻、思いを馳せてる時間」を考えると、やっぱりSSかなと。終わってからも評価は伸びるんですよ(笑)
本当にこの世界観に浸れて至福の時でした!
【かつて魔法少女と悪は敵対していた】を見た後に「当ブログおすすめ作品」5選紹介!
秒速5センチメートル
評価:SS
「新海誠」監督作品。1時間3分の長編アニメーション。
間違いなく傑作です。こんなに人を「せつなく」させる作品は、少ないんではないでしょうか。見終わった後の余韻は、言葉には言い表せないほどです!
さよならの朝に約束の花をかざろう
評価:SS
「P.A.WORKS」の長編アニメーション。ファンタジーの世界感の作り込みが素晴らしいです。「不老の一族の少女が、赤ん坊を拾って育てていく」物語。せつなくも、どこか希望に溢れた感動作。
BLUE GIANT
評価:SS
超熱い音楽作品。長編アニメーション。
とんでもなく熱く、王道なストーリー。音楽シーンの表現力は感動必須です! そしてめちゃくちゃせつないです!
無限のリヴァイアス
評価:SS
系統は全然違います。ただ一押し作品なので紹介されてもらいます!
皆さんも鬱作品を思い浮かべれば、何作品か思い浮かぶと思います。ただこの「無限のリヴァイアス」は並外れた鬱ではありません。それも『何話とかが鬱』『特定のシーン』がなどではなく、最終話までどんどん鬱が苛烈を極めていきます。
容赦のない鬱展開に「キャラクター」「視聴者」の心はズダボロ(笑)それでも、ラストには大きな感動・視聴感が待っています!
プラスティックメモリーズ
評価:SS
「泣けるアニメ」で調べると、よく見かける作品『プラスティック・メモリーズ』をご存知でしょうか。ア二メーション制作は「動画工房」。「林直孝」さんによるオリジナルアニメ作品になります。
内容は「人間とA.I.の恋愛物語」を描いた作品。
結論から申し上げますと、泣けます! ただ、全体的に泣ける場面が多いわけではなく、メイン「ドラマ性」「ラブコメ」など。その部分もかなり面白いです!
【2024年版】春・夏アニメまとめ記事
【かつて魔法少女と悪は敵対していた】【おすすめ作品】【新作アニメ】を無料視聴できる配信サービス!
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まとめ:【かつて魔法少女と悪は敵対していた】アニメ『9話』感想/神回/藤原ここあ先生
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