皆さんは「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を知ってますでしょうか?
「浅野いにお」先生による作品で「ビッグコミックスピリッツ」にて2014年~2022年まで連載されていました。全12巻。略称は「デデデデ」
※独断と偏見で評価しています。
※評価基準・最高SS~最低Cランク。「C・B・A・S・SSの5段階」
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※記事内にはネタバレが含まれています。
※本ぺージの情報は2025年1月時点のものです。最新の配信・キャンペーン状況は「公式サイト」にて、ご確認ください。
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【デデデデ】アニメ:見る順番
【デデデデ】には映画版とアニメシリーズ版の2つがございます。
「おすすすめの見る順番」は以下になります。
①「アニメシリーズ」
➁「映画版」
この順番がおすすめです!
やっぱり「映画版」は時間の尺もありますので、TV版に比べて内容も省略されています。
なので、しっかり【デデデデ】の世界観を全て味わうには「TVアニメ」を見る必要があると考えるからです。
順番的にもTVアニメ版を見れば、その後「映画版」を見たときにも見やすくなっています。
【デデデデ】アニメ:見る順番/映画版:アニメの違い
結論から申し上げますと「2つとも内容は同じです」
「アニメシリーズの方が話数が長くたっぷり(全18話)」「映画版はアニメシリーズを省略したものになります(話数的には12話程度)」
アニメシリーズは原作に忠実な内容になっております。
ただ大きな違いが一つ。
映画版は結末がアニメシリーズと違い「映画用にオリジナルの結末」が用意されています。ここが一番の違いです。
基本的に内容は同じですが、決定的に違う部分はラストになります。
映画は原作者の「浅野にいお」先生が劇場用に書き下ろしたシークエンス。原作とは異なるラストになっています。
個人的には「アニメシリーズ版のラスト」が好きですね。アニメを見終わった感が凄く良くて「未来に続いていく気持ちよさ」みたいなものが最高です。
でも映画版もいいエンディング。両方ともいいんですよね。
なので気になるけど時間がない方は「アニメシリーズ」を見た後に「映画版の結末」だけ見てもいいかもしれませんね!
【デデデデ】アニメ:見る順番/「おすすめの順番」を無料で見る方法
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」「映画版」「アニメシリーズ版」の配信状況。
※2025年1月時点の情報です。配信状況などの変更については「それぞれの公式サイト」で、ご確認ください。
動画配信名 | 配信状況 | 月額料金(税込み) | お試し期間 | アニメ作品数 |
---|---|---|---|---|
DMMTV | 〇 | 550円 | 14日間 | 約5600作品 |
「DMMTVを試したいけど、登録とか解約が難しそう」「そもそも「DMMTV」は、どんなサービスを利用できるんだろう…」
という方には、下の記事をチェックして見てください!(この記事にしか載ってないマニアック作品もあり!)
【2024年最新版】「Amazonプライムビデオ」をテレビで観る方法!
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けど家にいる時は「テレビの画面で大きく観たい」ですよね?
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【デデデデ】アニメ:感想評価/わかりやすく魅力を解説
東京湾に突如として巨大な円盤が現れ、非常事態が宣言される。混乱の中、出版社で働く小山ノブオは宇宙船の落下に巻き込まれてしまう。ノブオは意識を失い、目を覚ますと8年が経っていた。その間に世界は荒廃し、「8・32─終わらない夏休み」と呼ばれるようになる。しかしノブオは新しい現実を受け入れず、終わってしまった日常を取り戻すため、東京の家族と再会することを決意する。
引用元:非常識コスパ DMM TV|月額550円でアニメ、映画、ドラマ見放題https://tv.dmm.com/vod/list/?keyword=%E3%83%87%E3%83%87%E3%83%87%E3%83%87&season=hfud5jhca8d13ohw37mrjkzse
劇場版:前章後章/公開年:分数 2024年:(前後章ともに)120分
アニメシリーズ:配信年:話数 2024年:全18話
評価:SS
魅力①「浅野にいお」先生の成分が大いに発揮されています。
とりわけ個性的なキャラクターが上げられます。
しかも個性的ってありふれた表現ですが、見てもらえればすぐにその意味がわかるはず。個性的としかいいようがないんですよ、この作品は(笑)
特に顔の特徴的なこと…。漫画的とも言いますか、一発で浅野先生の作品だと認識できますね。このキャラクター達が凄く愛嬌があって好きなんですよ。

前作の「おやすみプンプン」でもそうなんですけど、浅野先生の作品のキャラが泣いてるのも特徴で可愛いんです。
今回は「凰蘭こと、おんたん」がよく泣いてますが、愛嬌が抜群(笑)
魅力➁意外にも「青春」がテーマ
タイトル、あらすじを見て「結局どんな物語なの?」と聞かれたら「青春物語!」と私は答えます。多分意外ですよね。
「侵略者」である宇宙人もいて、非日常なんです。けど「青春も半分くらい」しっかりと描写されているんですよね。
特に前半は青春がメインな気がします。
「友情・恋愛・将来に向けて」など、普通の日常作品と変わりません。しかも面白い。テンポもよくて、明るくて楽しい。
だから「非日常」部分にあまり動きが無くても面白いんですよね。
個人的には「門出」と「おうらん」の恋愛の話がかなり好きです。
もちろん後半につれて侵略者の方も動いていきます。が、やっぱり全体的に見れば青春作品かもしれません。

「おうらんが大葉にキスされた後」の反応がめちゃめちゃいいんです!
ああいう恋愛のイメージがない子の、照れたりの反応が好きでたまらないんですよ(笑)
魅力③「青春」と「非日常:宇宙人」との絶妙なバランス
上では青春が多いって書きました。侵略者の方は「少しずつ」しか動きがないので「宇宙人とのドンパチ」みたいなのを期待すると肩透かしくらうかもです。
でも急に動きがあったりもして、そんなとき「ああ…普通の日常ではないんだ」と現実を突きつけられるんですよ。
それか顕著なのが『4話』ネタバレは伏せますが、かなり重要なことがおきます。
まさかそんなことが…と私は予想もしてなかったので、かなり重いパンチをくらっちゃいました。
さらにここは「グッとくる回」でもあります。
おうらんは明るく振る舞っていて、門出が感情を出して、おうらんに言うところ。それを受けたおうらん。
そしてみんなで泣くシーンなんですが、ここかなりせつなくて◎ デデデデの名場面の一つだと思いますね。
そして後半につれて侵略者の動きも出番も多くなります。
しかもこの侵略者である宇宙人のビジュアルが小さくて可愛い。さらに性格も別に悪いわけではないんです。むしろ家族などもいたりと人間と全く変わりない。
だから「侵略者」を攻撃する地球人を見ると、妙な罪悪感が生まれるんですよ。「どちらが正義が分からなくなる」テイストです。

地球滅亡までのカウントダウンが出てるんですが、これが結構ドキドキ。何が起こるのかヒヤヒヤ度高めです。
魅力④主人公「門出」と「おうらん」の関係性
主人公の「門出とおうらん」のカップリングもかなり好きですね。
別作品ですが「響け!ユーフォニアム:久美子と麗奈」以来の「女性ペア」で、かなり好きかもしれません。2人の特別な関係性と言いますか。絶対的な友情とも言いますか。
楽し気で、見ているこっちも元気をもらえるペアなんです。ここが物語の核の部分でもあるので、是非注目してほしいポイントです。
他の魅力
主人公の「門出」の声は「YOASOBIの幾田りら」さん。「おうらん」は「あのちゃん」が担当されています。よくある芸能人が担当するパターンですね。
まず「門出」の幾田りらさんは、かなりいいですね。「普通の少女感」の声質がバッチリ合ってて◎ ザ・素朴な感じが個人的にも好きです。
次に「おうらん」の、あのちゃん。ここは正直に言うと、最初は「あのちゃん感」が強くて、「あのちゃん」がちらついてました。
芸能人が声優をやる「あるある」みたいなものが、感じられてちょっと抵抗感はありましたね。
それも「あのちゃん」単体での存在感が強いので仕方ないとは思いますが(笑)
ただ中盤くらいにもなると、それもかなり薄くなってきました。いつの間にか自然に見られるようになってくるんですよね。
今では「おうらん」は「あのちゃん」しかあり得ないと思うほどですから。
あとは本業の声優さんが脇を固めているので問題なく安心です。
主題歌も良曲
・「幾田りらさん」「あのちゃん」の、2人の歌う主題歌もいいですね。特にOP「SHINSEKAIより」は名曲じゃないですかね。
デデデの世界観もしっかり描かれてますし、かつ明るくて爽快感もある。あと幾田りらさんの歌唱力の高さを改めて感じられる一曲かと。
好きなキャラクター
・キャラクターだと「門出・おうらん」の友人メンバーの「亜衣ちゃん」が好きですね。
たくさんの弟がほぼ同じ顔の姉です(笑)
好きになったきっかけが「亜衣ちゃんが同級生に告白されてデートをする回」ここで亜衣ちゃんの魅力に気づきました。
それまではあまりぱっとしない印象だったんですけど、不思議な魅力をめちゃめちゃ秘めてます。あと喋り方も好き。
【デデデデ】の神回(ネタバレあり)

『16話』
神回は『16話』になります。ここのシーンは本当に凄いですよ。
内容は「地球滅亡カウントダウン」がついに起きます。かなり前からカウントダウンを振っていたので、どんなことが起こるのかと思ってましたが、盛大にやってくれます(笑)
ここの演出と迫力は素晴らしい。圧巻です。
「明るい音楽+圧倒的な爆発」ですべてを巻き込むさまに絶句。この明るい音楽というのがギャップをより感じられて、印象的ですね。
作画もすごいですし、制作陣の並々ならない気合も感じます。
【デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション】を見た後におすすめ「浅野にいお作品」「感動・泣ける作品」
おやすみプンプン
評価:SS
浅野先生の作品の中で一番好きな作品です。隠れ名作。アニメでなく漫画になります。
かなりの鬱展開で見る人を選びますが、個人的に純粋な面白さなら「デデデデ」を超えていると思いますね。
主人公のプンプンの上半身がヒヨコのビジュアル。そこからプンプンがどんな感情でどんな出来事を受けてどんな成長をして…から、姿が変わっていくという斬新な設定。
「血の轍」や「タコピーの原罪」みたいな「全体的に流れる強い負の感情」が癖になります。
このテイストが好きな人は相当ハマるんではないでしょうか。アニメ化熱望なんですが、内容的にやらないでしょう(笑)
2025年冬アニメ:おすすめ作品
メダリスト
評価:SS
とにかく面白くて、熱い! 見ている側も静かな闘志が芽生えてくるようなまっすぐなスポーツ作品ですね!
まとめ:【デデデデ】見る順番/映画版違い/神回/わかりやすく魅力を解説
・【デデデデ】アニメ:見る順番
「おすすすめの見る順番」は以下になります。
①「アニメシリーズ」
➁「映画版」
「青春」✕「宇宙人」でピンと来た方は迷わずチェック!
個性溢れるキャラクターが特徴的な「浅野ワールド」是非、その魅力を味わってください!