【攻殻機動隊】[わかりやすく魅力を解説/STAND ALONE COMPLEX:評価]

アニメ

皆さんは【攻殻機動隊】という作品をご存知でしょうか。「士郎正宗」先生原作の「SFアニメ」作品。2002年にテレビ放送されました。

※この記事で紹介する「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は、元々『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』という1995年に公開されたアニメ映画の「パラレルワールド作品」です。

「名前は聞いたことをある」人も多いかもしれませんが、内容はわからない方も多いでしょう。

「SF・サイバー感が強い」「難しいそう」と腰が重くなりそうな要素もありますが、見てもらえればその魅力に驚くと思います! 

中身は超面白い名作なんです!

この記事では

攻殻機動隊』の『魅力をわかりやすく解説』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX:評価』『神回

を紹介しますので、よかったら参考にしてください!

※独断と偏見で評価しています。

※評価基準・最高SS~最低Cランク。

※記事内ではアフィリエイト広告を利用しています。

※記事内にはネタバレが含まれています。

 

【攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX】あらすじ

西暦2030年、日本。情報ネットワーク化が進む中、犯罪を一掃する攻性組織が設立された。内務省直属独立部隊、公安9課。通称「攻殻機動隊」だ。彼らの任務は、電脳犯罪への対処、要人警護、政治家の汚職摘発など多岐に渡る。”少佐”と呼ばれるサイボーグ・草薙素子を中心に、9課はネットに潜む犯罪に立ち向かう!

引用元:DMM TV|月額550円でアニメ、国内ドラマ、映画が見放題 https://tv.dmm.com/vod/list/?keyword=%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A&season=hn03dp4x695ig8cppjdb1yjji

放送年:話数 2002年:全26話

【攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX】評価:わかりやすく魅力を解説

評価:SS

通称「攻殻機動隊S.A.C.」と略称されることもあります。

※この記事で紹介する「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は、元々『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』という1995年に公開されたアニメ映画の「パラレルワールド作品」です。

海外でも人気の高い作品。

アニメだと「サイバー系」の作品は、あまり見かけませんし、あってもここまで面白いものは珍しいです!

※「サイバーパンク エッジランナーズ」「PSYCHO-PASS サイコパス」などは、面白くて有名ですね。

個人的には、サイバー系で一番好きな作品ですね!

魅力①近未来的「SF・アクション」

作品の全編で「近未来・SFカッコイイ」テイストが凝縮されています。

電脳ネットワークの発達で、犯罪も巧妙化。それに対処するべく結成されたのが「公安9課」。この公安9課に「主人公の素子達」が所属しているのです。

・電脳ネットワークとありますが、この近未来「SF感」は、かなり幅広く、近未来で想像できるものは大体出てきます。

例えば・ステルス機能で体が見えなくなる。・電脳などを駆使して、頭の中で通話がが可能、データの送信などもできる。※これは本当に一部。

他にも義体化が一般的な世界で、主要キャラも義体の持ち主が多いです。※義体(サイボーグ)

それによって戦闘能力の向上、肉体の修復、肉体の入れ替えなども可能。

義眼などもあり、様々なデータを見たり、逆にその目をハッキングしたりなど……極上のSF感テイストが盛りだくさんです。

そして作品中で馴染のあるロボットもございます。

『タチコマ』というクモのようなビジュアルをした多脚戦車。戦車となっていますが「ビジュアル・動き」は「クモのタランチュラ」を彷彿とさせます。

戦車なので攻撃はもちろんのこと、クモのように上から垂れていたり、タチコマに乗ったりもできます。

このタチコマも活躍の場面は多いので注目してほしいですね!

・作品を通して考えると、全体的なアクションも「スタイリッシュ的」なのが多めですね。

他にも「銃撃戦・肉弾戦・ロボットアクション」など、エンタメ性に富んでいて、見ごたえは保証します! 

さらに言うと、この手のアクションは多分、男性は好きだと思いますね!

魅力➁「公安9課」のハードボイルドな面々。それを束ねる主人公『草薙素子』の存在

電脳対策の「公安9課」ここのメンバーが作品の主要キャラです。

公安9課メンバーは「渋い、ゴツい、イカつい」がほとんどの男性集団。しかしこの男達を束ねるのが、少佐こと「草薙素子」なんです。

男だらけのところに一人だけ女性が入り「一輪の花」的な感じ…なんてことはありません。

草薙素子は全身を義体化しており、戦闘能力もトップクラス。さらに冷静沈着で、指揮もビシバシ。頭も切れます。

男たちを鮮やかに束ねる姿がカッコいいの一言。私もビシビシ指示されて、でもきつく言葉も言われて、かと思ったら微笑しながら労ってもらいたいですね。

…癖ではないですよ? ただの願望ですから(笑)

また素子のビジュアルもクールビューティーで◎ コスチュームも微エロです。

そして素子の声の担当『田中敦子』さんの女性らしさの中にある「凛とした強さ」がある感じが最高なんですよ。

ちなみに「公安9課」メンバーは、それぞれの得意分野があり、それを活かした捜査・役割をこなしていきます。

例えば・『バトー』は素子と同様、全身がサイボーグなので、銃撃戦や格闘戦などを主に担当。

・『トグサ』は元刑事ならではの情報収集能力や、推理力をいかす。

・『サイト―』は狙撃のプロ。

などなど…中でも個人的に「荒巻」がめちゃくちゃ渋くて、いい仕事をしているかと。かなりの切れ者で、年相応の落ち着きもあって。

「上の人間との政治的な駆け引き」をする描写なども多く、こういった部分が作品のドラマ性を高めていると思います。

魅力③『骨太ストーリー』×『洋画テイスト』

この骨太は、他の作品に比べても相当だと思います。1話1話の見応えや、濃密感はかなりのもですね。

さらに詳細に言うと、社会派ストーリーで大人な話が多めですね。

・「作品をサッと見たい人」より「見ごたえを選ぶ人向け」でしょうか。ちなみに基本的に1話完結なのも◎

そして頭を使います。難しい単語や、高度な会話が繰り広げられたりも。なので油断しているとわりと置いていかれます。

ちょっとトイレとかに行ったら、余裕で置いてけぼりですよ。一時停止していけよ、的な指摘は一旦保留でお願いします(笑)

そんな感じなので、前のめりで見ていると、いい意味でラストに疲労感が押し寄せてきます。これは作他の作品では、あまり感じない心地よさですかね。

また主要キャラの声優さんも「吹き替えに特化した声優さん」が多いです。

田中敦子』さん大塚明夫さん『山寺宏一』さん。この3人がいるだけで、作品の格・質が1段階上にあがります。

「作品の空気感・声優さん」この2つの要素が絶妙に混じり合って「スタイリッシュな洋画を見た」感覚も強いです。

他の魅力[他の主要キャラ]

・『トクザ』

主要キャラの中で、かなり好きなのがトクザ。

義体化してない生身の人間なんですけど、考え方が真っすぐで、すごく感情的。他のキャラは結構冷静な性格ばかりなので、なんか凄く好感が持てます。

あと生身の人間なので、トクザが戦闘するときは、わりとヒヤヒヤします(笑)

・『バトー』

一番の屈強男。両目が義眼。異質で、ごつい見た目ですか。中身は気のいいおじさん(笑)タチコマとの絡みが微笑ましい。

素子に好意を抱いているのも◎。あと少佐を「素子」と呼び捨てにするときは、余裕がないときですね(笑)

音楽を担当されているのは、あの『菅野よう子』さん!

菅野よう子さんといえば「カウボーイビバップ」や「マクロスシリーズ」でもお馴染み。お洒落な曲といえば、個人的に菅野さんが思い浮かびます。

菅野よう子の曲の中では「カウボーイビバップ」が一番印象深くスタイリッシュですが、「攻殻機動隊」も素晴らしい。

OP『Origa』さん『inner universe』作品の「SF感を想像させるメロディ」が絶妙。サビに向けての壮大な感じとか、曲終わりの収め方が◎

ED 『Scott Matthew』さん『lithium flower』お洒落な曲ですけど、どこか「気の抜けた」感じもですね。

気取ってなくて、どの場面でも聴き馴染む曲です。アニメーションのニンマリするバトーが◎

他の魅力➁

●「攻殻機動隊」は、主に1話完結ですが、時々挟んでくる『笑い男』関連。これが攻殻機動隊1期の大きな事件になっております。

これが軸にあるので他の事件とは別に、物語に深みが出ています。

後半はしっかりと「笑い男」の事件が中心になるので、作中一番の見どころとなっております。

●『マスコット・癒しキャラ』上では少佐のみが女性・花などと例えましたが、一応癒やし系がおります。それはロボットであるタチコマです。

ですます口調、可愛くて、子供のようで癒やされます。またタチコマは量産されていて、それぞれが個性的。

愛嬌もあって、タチコマが出てくるとちょっと息抜きになります。

【攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX】神回

【攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX】神回『25話』

この回は、かなりグッときました。

「9課」のメンバーが次々に捕まっていきます。最終的に敵はバトーの下へ。ここで戦闘になります。

・ちなみにここで素子の下着がタンスから見えます。意外と?バリエーションが豊富のも◎(笑)

・グッとポイント。バトーを助けるためにタチコマが奮闘! 次々にやられていくタチコマに、こみ上げてくるものがありました。

・さらに逃げたバトーと素子のアダルティな感じ・距離感。・さらにラストの引きの強さ。

全体的に完成度が高く、スリリングな話だったと思います!

 

目次に戻る

まとめ:【攻殻機動隊】[わかりやすく魅力を解説/STAND ALONE COMPLEX:評価]

「攻殻機動隊」は大人向けの骨太ストーリー。しかも「SF・アクション」も豊富にあるのでエンタメ性も十分。

きっと「スタイリッシュとクールな時間」を与えてくれると思います!

タイトルとURLをコピーしました