皆さんは『パーフェクトブルー』という作品をご存知でしょうか。「今敏」監督による、1997年制作の日本のアニメ映画です。
サイコホラー作品で、海外でも高い評価を得ました。
国内でも「R15指定」になっていて、他の国では18禁になるほど、過激なグロテスク描写がある作品でもお馴染みです。
※独断と偏見で評価しています。
※評価基準・最高SS~最低Cランク。
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※記事内にはネタバレが含まれています。
【パーフェクトブルー】を見る前におすすめの「グロ・トラウマ・ホラー」作品」4選紹介!
ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION
評価:SS
「ダークファンタジー」の超真髄! バトルしまくりで、見どころしかありません!
劇場版は「グロさ」も◎「作画・ストーリーも◎」 この機会に超名作をチェックしてください!
メイドインアビス
評価:SS
「ダークファンタジー」が好きな方はこっちも好きだと思います。
「可愛らしい絵柄」×「容赦のない鬱ストーリー」×「グロ・トラウマシーンの多さ」の内容になります。描写はキツイので、視聴の際は覚悟を持ってご覧ください!(笑)
評価:SS
ひぐらしのなく頃に
この作品の怖さは狂気性です。それもほんの些細なところから見え隠れする狂気性や異常性がめちゃくちゃ怖いです。
気づいたら、主人公の前原圭一に感情移入して、一緒にビビること間違いなし。恐怖はまいぶれもなくやってくるから怖いです。
日常パートは楽しく、明るく、ほのぼのとしているのに、急に来ます。
最初から怖いわけではないので、日常パートを見つつ、怖いシーンに入るのを待ちましょう。
そしてこの謎を解ける人は、天才的な人しかいないと思います。是非、挑んでみてください!
地獄少女
※この記事は現在ございません。
「君に届け」黒沼爽子役「能登麻美子」さんの代表作の一つ。貞子より個人的には「地獄少女の主人公閻魔あい」の方がしっくりくるほど、ハマり役です!
基本的に一話完結で、どこから見ても大丈夫です。
ホラーテイストですが、怖さより「人間の心理描写」にファーカスを当てたのが軸。なんとも言えない儚さとせつないで毎回終わります。
【パーフェクトブルー】本編:[グロ・トラウマシーン]を無料で見る方法を紹介!「おすすめ作品を含む」
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「パーフェクトブルー」の配信状況。
※2025年1月時点の情報です。配信状況などの変更については「それぞれの公式サイト」で、ご確認ください。
動画配信名 | 配信状況 | 月額料金(税込み) | お試し期間 | アニメ作品数 |
---|---|---|---|---|
DMMTV | × | 550円 | 14日間 | 約5600作品 |
dアニメストア | 〇 | 550円 | 31日間 | 約5300作品 |
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【パーフェクトブルー】あらすじ
アイドルグループの「CHAM」に所属する霧越未麻は、あるミニライブの最後に突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。未麻は事務所の方針に流されつつも、かつてのアイドルからの脱却を目指すと自分を納得させる。初出演のドラマ『ダブルバインド』は途中出場でセリフが一言だけの端役から始まり、続いてレイプシーンを演じることとなる。さらにはヘアヌード写真集のオファーが来るなど、アイドル時代からは考えられなかったような仕事をこなしてゆく未麻。「CHAM」以来のファンたちは未麻の厳しい現状を嘆くが、彼女の女優生活は次第に軌道に乗り始める。
引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC
公開年:分数 1998年:81分
【パーフェクトブルー】評価
評価:SS
「今敏」監督による、1997年制作の日本のアニメ映画です。サイコホラー作品で、海外でも高い評価を得ました。
国内でも「R15指定」になっていて、他の国では18禁になるほど、過激なグロテスク描写がある作品でもお馴染みです。
今作のテーマを大きく3つに分けると「アイドル」「ストーカー」「ホラー」になると思います。この3つが巧妙に入り混じった傑作なんです!
個人的にも少し前に見直したんですが、今見ても「ゾワゾワ」して「ウッ」とくるものがありました!(笑)

時間は81分と短いですが「濃密な81分」なのは間違いないです!
【パーフェクトブルー】魅力(グロ・トラウマシーン含む)
魅力①「アイドル」✕「ストーカー」✕「ホラー」
この3つのキーワードが、本編では軸になり展開していきます。
主人公の未麻は元アイドル。アイドルから女優に転身します。これが本編の冒頭部分。しかし「元アイドル」と「女優」の境界線で、もがいていきます。
「やりたい仕事」「やりたくない仕事」での葛藤をしながらも、女優として奮闘していきます。
そこで未麻は本編で「ダブルバインド」というドラマ作品に出演します。
・この作品は事件モノ。その内容が、まさに未麻の起こる事件とリンク性があるといいますか。暗示してるような演出といいますか。
・つまり「未麻の現実の事件」と「未麻が出演しているドラマ」が重なってくるような感覚。
このドラマの台詞が「その場面」や「これから起ることを予見」させるんです。これが視聴者も怖くなるところだと思います。
不気味さが徐々に迫ってくる感じで、ホラーとしてのテイストが素晴らしい!
・さらに同じくらいに、ストーカー問題も起きます。このストーカーの演出もめちゃくちゃいいですよ。
本編の端々で「匂わせ、不気味さ」が、物語に深みを増していきます。
・また当時は、そこまで普及してなかったネットの問題も描かれています。ネットから架空の自分が出てきて、自分のように振る舞っている。
今のネット社会からすると、結構ありがちな話でもあるので、その先駆けみたいな展開ですよね。
・などの要因から「未麻」が、どんどん追い込まれていきます、精神的にも混沌としていきます。

シンプルなストーリーに見えて、散りばめられた伏線やホラーテイスト。見出すと、一気に引き込まれるはずです!
魅力➁「サイコホラー」・「グロ・バイオレンス」の高さ
サイコホラーとしての質も、かなり高いと思います。
未麻の関係者が被害にあっていき「犯人は誰なのか?」からの、未麻も精神的に追い詰められていき「犯人は未麻?」のような演出になっていきます。
未麻と一緒に視聴者も混乱していくんです。この演出もめちゃくちゃ巧みです。
魅力③監督「今敏ワールド」
今敏さんの作品は「見れば一発で頭にインプットされる」ような個性的なキャラデザインです。
特に今作で印象的なのは「人間の熱気、人口密度」「オタク感やファンの感じ」さらに「こんな人いるかも」などの、人間の描写にはリアリティがあり抜群です。
細かな部分ですが、こういう積み重ねで、ホラーの質が上がっていくと感じます。
・あとストーカーのキャラもそうですが、絶妙に不気味な表現も上手です。
一方で、女性キャラは可愛い感じの子が多いので、やっぱり対比を意識しているんでしょうかね。
見どころ
こちらは見どころ…といいますか「かなり気合い入れて作ってるな」と思うシーンがありまして。
・これがレイプシーンなんです。
これは作中で、ドラマの撮影でのシーン。未麻が役で、レイプされるシーンなんですが、ここもかなりこだわっていると思いました。
レイプの最中、周囲にむらがる人の嫌な顔とか。未麻役の「岩男潤子」さんの芝居も相まって、本当にそれが行われるような錯覚さえおきます。
見ていて結構不快に思えるレベルでした。
もうひとつは「後半ラスト」ですね。ようするに作品の『オチ』になる部分です。
・現実と夢の境目がなくなり、精神的に追い込まれていく未麻。殺人は自分がやってるような感覚、見てる側もそう思い込むような錯覚に陥ります。
からのラストの展開。徐々に真相が明らかなっていく描写。この流れが素晴らしすぎます。ホラーはオチで質が変わると思いますが、これは最高ですね!
【パーフェクトブルー】[グロ・トラウマシーン]

上でも書いてますが、かなり強烈な描写です。
・まずエレベーターでの「脚本家が殺されるシーン」これはそのシーンを見せずに、殺された後の姿だけ見せるパターン。
「この殺害方法がトラウマレベル」なんです。
・注目ポイント めちゃくちゃ猟奇的。さらに強い殺意を感じさせます。エレベーターが開いてから、ゆっくり崩れる感じに。
「この作品の本当のヤバさ」みたいなのが、植え付けられる瞬間でした。あえて言うなら目に注目してほしいです。
・もうひとつはカメラマンが殺されるシーン。こっちはしっかりと「そのシーン」を見せることで、上との対比を印象付けてます。
・武器にはアイスピックを使用します。アイスピックを使うセンスが恐ろしや(笑)
さらにやり方も酷い。血しぶきのシーンとか、結構凄いですよ。作中一番のバイオレンスシーンだけありますよ。
【2024年版】夏アニメまとめ記事
まとめ:【パーフェクトブルー】[グロ・トラウマシーン]「名作ホラー」
内容は本当に過激で、相当なグロ・トラウマレベルです。
私も様々な作品を紹介してきましたが、その中でも「生っぽさ、リアリティさ」で言えばトップクラス。視聴の際は覚悟を持って、お願いします。
ただ「ホラー要素」「アイドル、ストーカー」など、別側面から見てもエンタメ性は高いです!
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