【DMMTVで観れる】2024年春アニメおすすめランキングTOP11~21位【最終評価】

アニメ

2024年春アニメ・最終評価していきます! 

見終わった感想としては、今期もかなり面白かったです! と言いますか、最近の中では一番良かったです! 大型続編が多いこともあり「SS」が8本もあります! 不作どころか、超豊作です! ※自分の中では、毎クール平均5本くらいなので(笑) 

見た総本数は37本で、Cランクは入れてません。※「僕のヒーローアカデミア」は漫画で追いかけていますので、アニメは見ていません。

その上でわかりやすく、ランキングにしました。何本かに記事を分けるつもりです。ランクが一緒の作品はそこまでの差はないです。今回の記事は「S~A」ランクになります。本当に好みですので。それではどうぞ!

※独断と偏見で評価しています。

※評価基準・最高SS~最低Cランク。

※記事内ではアフィリエイト広告を利用しています。

※記事内にはネタバレが含まれています。

【DMMTVで観れる】2024年春おすすめアニメランキングTOP11~21!【最終評価】

【Sランク】

11位 じいさんばあさん若返る

おしどり夫婦と評判の老夫婦・正蔵とイネ。 2人がある日目覚めると、何故か若い頃の姿に戻っていた。 孫の未乃は美男美女となった2人にビックリ。 しかも、イケメンになった正蔵を気に入ってしまう。

引用元:TVアニメ「じいさんばあさん若返る」公式サイト  https://jisanbasan.com/

評価:S 【最終評価】

タイトルからすでにパワーワードですね! 1話からめちゃくちゃ面白かったです!

題名の通り、じいさんばあさんが若返って、いろんな展開を巻き起こしていきます。

二人はイケメン、美女です。さらにイチャイチャします。このイチャイチャで、にやけないことは難しいです!(笑)

そして周りの順応性にも笑ってしまいます。受け入れるのが早いんです。

優しい絵柄で、内容も優しくて、素晴らしい。問答無用で癒やされます。

箸休め程度に入る、ショートアニメも面白いです。テンポもいい。いきなり前知識なくても、すぐわかる話。とにかく1話から安定して面白いです。

今期の癒し枠は間違いないですが、それだけでなく人生というテーマを、深く考えられる側面もあると思います!

そしてEDの『添い遂げYO-YO!!』を聴いて、明日も頑張りましょう!

多分ハマらない人は全然なんだろうな……と思いつつ、この作品を楽しめる感性を自分は持っていて、本当に良かったと思いました(笑)

追記 評価の変動 S→S

設定・内容上、やや中だるみの心配もありましたが、とりあえずその辺は大丈夫だったと思います。意外と毎話変化があって、安定して楽しかったです。

・個人的に「未乃」「将太」のラブコメがめちゃくちゃ好きでした! じいさんばあさんのイチャイチャの傍ら、安定して楽しませてくれるこの2人! 凄く純なカップル。作品の空気感もあって、にやけてしまうんです! 2人のラブコメのおかげもあり、内容に厚みが出て、凄くよかったですね!

そして迎えた最終回。

あの最終回はズルすぎますよ。まず話数問題! 11話ですよ? もう一話くらいあると思うじゃないですか? それがまさかの最終回! 本編見ていて、そんな感じがしてきて、急に心が乱れましたよ。

しかもラストのシーンが最高過ぎて…。木の下で、じいさんばあさんが語り合うんですけど、そのやり取りがあまりにも素敵で。加えて手を握り合う絵。心が温まり、自然に涙がポロッとこぼれました。

油断していた分、やられちゃいますよ。

さらにここでエンドクレジット。白の背景でOP曲が流れます。これも凄くシンプルなんですけど、歌詞が今まで以上に入ってくる。「コレサワ」さんの「君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん」マジでいい歌詞、いい曲過ぎて、聴くだけで泣きそうです。ちなみにPVもめちゃくちゃ素敵です。

ラストのラストも最高。物語は紡がれていくんですね。

多分、人を選ぶ作品ではあります。大きな盛り上がりも、特にはありません。なので、やっぱり万人受けはしないかもです。

でも私は好きなんですよね。大好きの領域。この作品の良さを、隅から隅まで堪能できたと思います。

「人生観・価値観・人を想う気持ち」を見直せる、最近稀に見る深い作品。最高でした!

そして最後に言いたいのはOPアニメーション。最終話後に見ると、何倍もじんわり来ます。特にじいさんばあさんが手を繋ぎながら、夕日を歩いているシーン…素敵&尊い!

 

12位 ゆるキャン△SEASON3

放課後、久々に野外活動サークルの部室に集まったなでしこ、千明、あおいの3人。最近はバイトを頑張って贅沢なキャンプをしていたけれど、今日は初心に帰ってお金をかけずにアルコールストーブを作ってみることに。理科室に移動して、柔らかいアルミ缶の穴あけに苦戦しつつ、なでしこはスチール缶に素材を変えるなどして、アルコールストーブを完成させると、途中で合流した恵那と一緒に、実際に火を着けにいくことになり……。

引用元:TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON3』公式サイト https://yurucamp.jp/third/episodes/ep01.php

評価:S 【最終評価】

大好きな作品です!

世間的には、アウトドアブームの火付け役的な作品でしょう。

魅力

・自分もキャンプにいったつもりになれる没入感。

・キャラクターの魅力、小気味の良い掛け合い。

・キャンプだけでなく、その地域の名産や観光地なども楽しい。

・優しいキャラデザインと、ゆるくほっこりとした空気感。

ゆるキャンは見てるだけで、旅行、キャンプ気分を満喫できるんですよね。

そこで重要なのが背景、美術、などのリアリティ。これが抜群にリアル。細部まで凄いですね。文句のつけようがないです。これは相当下調べも必要なんではないでしょうか。これを忠実にやっているのは職人の極みです。

キャラクターもみんな個性的で好きになっちゃうんですよ。誰か一人でもいないと淋しいと思いますからね(笑)掛け合いも小気味よくて。特にスマホでのメッセージのやり取りとかも楽しげで、こっちも楽しくなるんです。

キャラの表情なども多彩。コミカルさも豊富。モノや食べ物が一言喋るシリーズも大好きなんです!

「こんにちわ!」とか(笑)これは実際に見て体感してほしい!

キャラ達が楽しそうにしているのを、楽しむ系の最高峰ではないでしょうか。

・そして今回の『ゆるキャン△SEASON3』ですが、制作会社が変わりました。今までの空気感や雰囲気が変わらないか心配してましたが、全くそんなことはありませんでした! むしろ、千明が前よりも可愛い気がします(笑)

・あと今回OPが最高すぎませんか?問題に触れます。今回、歴代OPを担当されていた『亜咲花』さんではないので、これも少し心配しましたが。

しかしOP最高でしたね。

レイドバックジャーニー』最高です。まず曲がめちゃくちゃいい! さらにアニメーションも最高です。ちなみに亜咲花さんはED担当されてます。これも落ち着いていい曲! あと『レイドバックジャーニー』のMVも楽しげなダンスで◎

エピソードは、今のところ1話が良かったですね。前半リンの過去、後半なでしこな感じで。まとまりがあって、凄く良かったです。

綾乃も加わり、リンのバイク仲間も出来ました。これからもっと広がりを見せてくれそうで、楽しみです!

追記 評価の変動 S→S

個人的に前半より、後半のそれぞれのキャラ視点が面白かったですね。

千明のソロキャン、あおいちゃんのチャリの話とか。ここでもキャラが確立しているから、個別でも面白いんですよね。あと桜さんが笑うとめちゃくちゃ嬉しいんですけど…もっと笑ってほしい(笑)

ラストも良かったです。みんなで寝ながら桜を見る。ほっこり…(笑)

気になったのは、新キャラほとんど出てこなかった件。まぁ4期もきっとあるでしょうし、そこでは絡みもあるでしょう。

ゆるキャン△ってOPから本編、EDまでが1セットの魅力なんですよね。EDアニメーションで、その回の本編を振り返る。この振り返りも、旅、出かけた後の醍醐味! 

 

13位 喧嘩独学

高校生の志村光太は、スクールカースト最底辺のいじめられっ子。不良のハマケンのオモチャにされながら、母親の入院費を稼ぐためバイト漬けの日々を送る。そんなある日、ハマケンの取り巻きであるカネゴンとのイタすぎる取っ組み合いが全世界へ配信されてしまい!?

引用元:TVアニメ『喧嘩独学』公式サイト https://kenkadokugaku.com/story/?ep=1

評価:S 【最終評価】

韓国原作です。絵は独特なんですが、じわじわと面白くなってきました。なんだったら好きな展開。SよりのAくらいにはなってます。

魅力

・動画配信の戦略。

・喧嘩を独学で学んでいく。

・カタルシス効果。

・ラブコメ。

・友情。

辺りが魅力に感じました。

・ただ喧嘩を独学で学んでいくだけでなく、そこに動画配信の戦略なども混ざってくるのが面白いです。再生回数を増やそうと、わりとなんでもやるのも面白い。例えば告白までをドキュメンタリー的にやるなど。

・喧嘩部分もいきなり強くなったりはしません。覚えたことを一つ一つやっていく。ちゃんと強くなる過程がわかるのも◎

・カタルシス効果の部分も好みです。

いじめられっ子が、自分を変えようとするのはやはり胸が熱くなります。

・ラブロマンスもありますし。多分ヒロインですが、正統派なビジョンや性格。含め、女性キャラはなかなか可愛いと思います。

4話くらいからかなりエンジンかかってきた印象です。めちゃくちゃ面白くなってきました。

わりも友情の部分と言いますか、そこが凄く好きな部分で。

もともといじめの加害者だったカネゴン。今度はカメラマンに回るんです。この男が結構物語を面白くしてくれるんです。

シムラとカネゴン、二人の関係性が熱くさせてくれる。カネゴンが男を見せる。過去の自分。凄く感情移入させられる。こういう展開好きすぎるんですよね(笑)

あとカネゴンの変化がずるい。結構カネゴンが志村を思う気持ちが泣けてくるんです。それが顕著なのが6話付近です!

追記 評価の変動 A→S

喧嘩独学は、強くなっていく過程に無理がないのも◎ いきなり強くならず、1つ1つ技を身に着けていくのも違和感がない。むしろそれしか身に付けてないから、不利になることもある。この辺も面白いところ。

ラブコメはあまり動きはなかったですが、まぁこれはオマケ程度だと納得しましょう。

ファン・ミンギとの一戦は、戦う前の緊張感はかなり良かったですが、ラストバトルにしては、少し物足りなかったかなと。ハゲのくだりは面白かったですが(笑)

・個人的に「内容」「バトル」で一番良かったのは志村VS新庄ですね。テコンドー使いの新庄です。今までで、一番の強者で緊張感がありましたね。

バトルまでの気持ちの作り方もそうですし、流れ、展開の熱さ、バトル、一番手に汗握りました!

絵柄に若干癖があるので、そこはなんとも言えないのですが(笑) それでも喧嘩系。努力で成り上がっていく系。が好きなら、きっと楽しめると思います!

 

14位 夜のクラゲは泳げない

光月まひるはネットで人気のイラストレーターだったが、自信を失い、活動を休止していた。だが彼女が路上の壁に描いたイラストを1人の少女が認めてくれた。彼女は山ノ内花音。アイドルグループの一員だったがネットで炎上した事で脱退、匿名シンガーのJELEEとして活動していた。仲良くなった2人の前に、花音の大ファンだった高梨・キム・アヌーク・めいが現れる。彼女は天才的な作曲家だった。さらにまひるの幼馴染で、人気Vtuber渡瀬キウイも加わる。匿名で活動していた4人の少女アーティストが集い、グループJELEEを結成。クラゲのように揺蕩いつつ世界に対して輝こうとする。

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B2%E3%81%AF%E6%B3%B3%E3%81%92%E3%81%AA%E3%81%84#%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

評価:S 【最終評価】

動画工房』制作のオリジナルアニメ作品です。

クリエイター同士が集まって、それぞれの過去や、思いに向き合い、ぶつかり合って、作品作っていく感じです。

まず一番に目を引くのが、作画クオリティですね。舞台は渋谷なんですが、ここが凄くリアル。制作陣もかなり気合いを入れて作っているのが見てわかります。

夜の渋谷の持つ、華やかの裏にある寂しさや孤独感みたいなものが、作品にマッチ。でも凄くドキドキする側面もあるのが夜の渋谷です。

内容としても、なんともいえない余韻に浸れる作品。

さらにこの作品には、もっと楽しむポイントがいくつもあると思いました。

・『共感性』『孤独感・寂しさ』『将来への不安』『表現する喜び』

こういった部分がバシッとハマれば、見てる側の評価も上がるんではないでしょうか。私は少し意識を向けてみたところ、今まで見えなかった部分で面白さを感じるようになってきました。

四人の絡みもいい具合になってきました。今のところ物凄い盛り上がりは、あまり感じられないのでAくらい。でもSよりです。

こういう作品はそれぞれの思いがこみ上げて、1つに集結。さらに何かでかいものとして見せてくれたときに爆発力を出すと思いますので、やはり最終話付近に注目したいです!

追記 評価の変動 A→S

この作品は共感性が楽しさのレベルを左右すると、改めて思いました。

自分的にも、結構共感できた気がします。登場人物達のがむしゃらで、ひたむきに努力をしている姿は見ていて応援したくなりますし、自分も頑張ろうと思えてきました。

何より、今作のエモさは特筆べき点だと思います。

エモい演出ってやっぱり凄いですね。エモいと、そのシーンが目に焼き付いてますもんね。そういう意味で言えば「動画工房」さんの力は凄いですね。細部まで、相当いい仕事をしたと思います。力作。

ラストまで、エモさ全開でした。

ライブで街を水族館にするっていうのも良かったですね。最初からの最後までぶれることなく、キャラ達が前に向かって進んでいく姿に感動しました。

 

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【Aランク】

15位 オーイ!とんぼ

職も家族も失い、人生のどん底に沈んだ中年男性・五十嵐。世間から逃げるようにフェリーで向かった先は、”日本最後の秘境”と呼ばれる”火之島”だった。島の施設管理人として働くことになった五十嵐は、そこで島でたった一人の中学生・とんぼと出会う。スーパーもコンビニもない島内を巡る中、奇妙な違和感を感じる五十嵐。それは、島のあちこちにゴルフを感じさせる物事があるということだった。ゴルフコースもない、ゴルフ経験者もいないはずの島にゴルフの痕跡が…。謎に包まれた島の秘密とは?

引用元:テレビアニメ「オーイ!とんぼ」公式サイト https://tonbo-anime.com/story/

評価:A 【最終評価】

週刊ゴルフダイジェスト連載なので、ゴリゴリのゴルフ漫画かと思って、少し肩に力が入っていたんですが。気を張る必要は全くありませんでした。

ゴルフはもちろん軸にはありますが、どちらかと言えば主人公である「とんぼ」や「イガイガ」の抱えている過去などに、ゆっくりと向き合い、ゴルフにも向き合いっていう感じの、ヒューマンストーリーでした。ただのゴルフ漫画ではありません。

とはいえ、当然ながらゴルフシーンは面白いです。

私はゴルフは全く知らないのですが、イガイガがゴルフの説明や躍動感などを心の中で代弁してくれるのが大きいと感じました。これがあるからゴルフシーンが盛り上がる。

特にイガイガ役の東地さんのお芝居の説得力が素晴らしくて。

説明も熱量たっぷりなので、よりゴルフシーンに没入できます。これは漫画より、アニメの方が素晴らしい部分なんではないでしょうか。

また島が舞台なんですが、この自然豊かな感じもいい。自然の空気も伝わってくるような描写も多くて、そこも魅力の1つ。 

個人的に3話から、さらに面白くなる気配を感じました。

イガイガが、とんぼに対して『ゴルフをいろいろやらせてみたい』この欲求を認識したので、これからのとんぼの成長も楽しみです。 

イガイガの過去もどんどん明らかになっていってるので、そこをどう向き合っていくのかもポイントの1つ。

作画などはクオリティが高いとは言えませんが、確かな面白さがあります。おすすめです!

追記 評価の変動  A→A

折返しでは、とんぼのライバルになる「つぶら」が島に来たり。ゴルフコースを設計した「クタ」さんを訪ねるため、イガイガと島の外に出たとんぼ。

ちょっとずつアクティブに、ゴルフについて、外の世界について考え始めます。そしていよいよ島の外に出る決心をしてからの話数、全部良かったです!

『12話』『13話』

・まずとんぼが、ぐっと大人っぽく成長しました! なんか凄く可愛いい! まさか、とんぼをこんな風に思う日が来るなんて(笑)

・さらにはブンペイと洋子さんのラブロマンス! ここをしっかりやるとは素晴らしい! ブンペイのプロポーズ最高でしたよ。あのブンペイが男を見せた! 胸が熱くなるシーンでした!

・そして、ゴンじいがとんぼの手紙に対する回答。これが泣けるんです。とんぼが島を出ていく当日、船に乗っていく。そこでゴンじいの返しがめちゃくちゃ感動的で!

最初から、めちゃくちゃ丁寧に振っていたので(ゴンじいのぶっきらぼうの描写)絶対感動しそうと、少し警戒していたんですけど…案の定泣かされました(笑)

やっぱり「おーい!とんぼ」はヒューマンドラマの要素がしっかりしてて、好感を持てます。

しかも2期が今年の秋にやるらしいです! これは本当に嬉しい! 成長したとんぼをまた見られるとは! 正直、アニメでやらないなら、漫画で追いかける覚悟でしたからね(笑)

というか漫画が51巻まであります! ストック膨大! 何期できんだって話ですよ! それにしても予想以上に面白かったです!

味噌汁小僧
味噌汁小僧

ちなみに「大井とんぼ」が、とんぼのフルネームです(笑)

 

16位 ザ・ファブル

最強の天才殺し屋・通称“ファブル”
ある日、仕事を終えた“ファブル”は、組織のボスに一年間の殺し屋休業生活を命じられる。
普通の生活を送るため、佐藤明と名前を変え、組織では相棒を務める洋子と共に、いざ、大阪にお引っ越し。
2人は、一年間大阪でお世話になる真黒組の門戸を叩くのだった──。

引用元:=VAP= TVアニメ『ザ・ファブル』公式サイト https://www.vap.co.jp/the-fable-anime/story/detail/1.html

評価:A 【最終評価】

映画化もされて知名度もあると思いますが、ここに来てのアニメ化。

私は原作を読んでいたので、びっくりと共に凄く嬉しかったです。映画より先にアニメで観たかったので! 期待に胸を膨らましながら待っていたのです。

いざ観ると、原作の絵柄、雰囲気はかなり忠実だと思いました。

制作会社は『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』などの手塚治虫作品を手掛けてきた、『手塚プロダクション』 近年は手塚治虫作品以外にも担当していて。しかもダーティな作品多いです。

マイホームヒーロー』『アンダーニンジャ』など! 個人的にどれも好きな作品!

今回のファブルも原作の雰囲気そのまま! あのダークな感じがしっかりてでいて、この会社の描写力の高さに驚きました。そしてファブルの魅力は大きく3つに分かれると思います。

ダークなストーリー 日常の中の非日常』→ファブルの静かに突然ヤバい何かが始まるんです。この何かが緊張感のある不穏さ。積み重なっていくと確実に何かが起こるというもの。

・『キャラクターの人間味、掛け合い』→ファブルのキャラって妙に人間味があって、味わい深いんですよ。

特に主役の佐藤は殺し屋だけど、普段はそんな感じもないんです。芸人のジャッカル富岡が好きで、義理堅いところもあったり、でも浮世絵離れした感性もあったり。

中でも佐藤と洋子の掛け合いは面白いです。コメディはシュールな多め。面白いシーンは佐藤が仕事を探すところ。履歴書の欄に『趣味ジャッカル富岡』って書いて、方々で笑われるの結構じわります(笑)

『殺し屋としての描写』

しかし急にシリアスに入るので、メリハリは抜群。殺し屋の緊張感のある描写には注目してほしいです。『4話』は作中で、今のとこ一番鮮やかでカッコいい。後半の洋子のコメディパートとのメリハリも効いていて尚素晴らしい。

この作品は話数を重ねるとさらに面白くなってきます。

追記 評価の変動 A→A

小島編、決着しました。ここまで不穏さ、岬の追い込まれ、フラストレーションが溜まりに溜まって、だったので見てる側も「一気にストレス発散!」だったのではないでしょうか。と言っても、解消は鮮やかすぎて、若干の物足りなさもありますが…(笑)

まぁそれだけファブルが最強ということです。モデルガンで一回一回リロードしながら戦う様。カッコよかったですね。フードもあれだけ強がって、噛ませ犬感が凄かったですね(笑)

これからも楽しみな作品です。

ファブルは派手なバトルはないものの、的確かつ、スタイリッシュな殺し屋描写が、めちゃくちゃカッコいいです! なので、派手なドンパチを求めている方には物足りなさを感じるかもしれません!

あと少しリズム、テンポは遅めです。そこも気になる方はいるかもです!

 

17位 変人のサラダボウル

岐阜県岐阜市に住む貧乏探偵、鏑矢惣助は、調査対象を尾行中、異世界から転移してきた魔術を操る皇女、サラと出会う。身寄りのないサラを仕方なく住まわせることになった惣助。あっという間に現代日本に順応したサラは、貧乏生活から抜け出すため惣助の仕事を手伝うと言い出し…

引用元:TVアニメ「変人のサラダボウル」公式サイト https://www.tbs.co.jp/anime/hensara/story/v1.html

評価:A 【最終評価】

ジャンル分け不能の群像劇』これが公式サイトのキャッチ―コピーになります。

なかなか面白い作品です。

タイトルと1話だけではどんな内容かわからないと思います。蓋を開けて見れば、思ったよりずっと刺激的な内容なんです!

・セクハラキャラバクラで働く。 ・転売屋になる。

・宗教関連。・バンドを結成する。

・探偵仕事。【性交渉時を撮影】

などなど大きなブロックで分けるとこんな感じです。キャッチコピーの意味がなんとなく理解できますね。

6話の時点でも結構凄いです!(笑)

しかもこれのほとんどがメインヒロインではなく、その従者であるリヴィアというキャラが担っている、というのも面白いところ。

このリヴィアがいいキャラで。一人称が某なのも◎ 女騎士なのですが、凄く素直で真面目な性格なので、騙されやすい。なので上のリストを経験することになります(笑)

・他の登場人物も魅力的です。

主人公とヒロインのコンビもいいです。恋人というわけではないですが、年の離れた兄妹みたいな感じでしょうか。自転車の乗り方を教えたり、意外と微笑ましいシーン多くて、好きです。

・セクキャバで同僚だった『ぷりけつ』という名前のキャラもナイス。(今後も他のキャラからもこれで呼ばれ続ける)

・カルト宗教集団の指導者。この子はリヴィアを救世主として崇めていて、リヴィアは後にこの子のヒモになります(笑)

全体的には明るく、楽しげな雰囲気で◎ 今後、何が飛び出すか期待値も高め!

様々な要素や、刺激的なエッセンスが織り交ざったエンタメ作品。しかし肩肘張らずに、気分転換にも楽しめます!

追記 評価の変動 B→A

個人的に中盤からグッと面白くなってきました。

相変わらず様々な要素が含まれていて、全く飽きが来ません。

前半ではリヴィアがメインな印象でしたが、サラが学校に通い出したのは面白かったですね。

サラの学園生活も愉しげで◎ ようやく惣助とサラがメインになってきた感じです。この辺から評価をB→Aに上がってきました。

サラダボウルはキャラが立ってきて、個性が確立しています。なので、どのキャラの視点からでも安定した面白さを提供してくれます。脇役ですが、弁護士のブレンダの「チョコ作る話」とかも好きです。あと望愛のバッタを食うやつとかも(笑)

特に印象的なエピソードが『7話』

ラストで惣助がサラに「お前、俺の子供になるか?」とさらりと聞くんです。対してサラの「うん!」が凄く良いんです。ほとんど考えずに、嬉しそうに答えるんですよ。そこでED。なんか二人の関係性を物語るいいシーンなんですよ。

見終わってから強く思ったのは「アニメ見たなぁ!」って感じです。この満足感、伝わりますかね?(笑)是非、変人の達の面白物語を堪能してほしいです! これはおすすめ!

 

18位 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

弱小貴族の長男として異世界に転生したアルスは、生まれながらにして人の能力を見抜く“鑑定”スキルを持っていた。 乱世の中で領地を守るため、街へ出て優秀な人材を探し始めると、差別を受けて路頭に迷うマルカ人の少年・リーツと出会う。 鑑定の結果、リーツには非の打ちどころのない圧倒的なステータスが隠されていることがわかった。 アルスは彼を家臣にしようとするが、周囲からの大反対を受けてしまい ――

引用元:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』公式ポータルサイト https://kanteiskill.com/story#/01

評価:A 【最終評価】

私はこの作品スッと入ってくるんですよね。設定はそこまで珍しくもないので、あまり評価されにくい部分も感じました。

しかし私としては好みの設定です。

人を見ることによって、その人のスキルなどがわかる能力が『鑑定』スキル。それで将来の戦に向けて、家臣を増やしていきます。主人公のアルスは子供で、アルス自体に戦闘力はないのが面白い部分です。

特に良かったエピソードが二つ。

『4話』はかなり感動しまた。変に涙腺を刺激されて、思わず泣きそうになりましたし(笑)

『7話 』これは間違いなく作中一番いい話だと思います。

レイブンを軸に展開されて、それぞれの過去との繋がり、過去が丁寧に描かれました。演出もよくて、関係性もしっかり描写されていて、かなり感動しました。そしてマルスにとってのターニングポイントの回。

追記 評価の変動 A→A

最後まで面白かったです。

設定、キャラクター、ストーリーに新鮮さはないものの、堅実でちゃんと面白い。いい意味で優等生な作品。シナリオも結構いいときもあって、個人的に毎回楽しみにしてました。

ただ後半は少し普通レベルな話が続いたこともあり、S→Aに落ち着きました。それでもSよりのAはあります。2期も今年の秋からやるようです。家臣も着実に増えてきたので、戦場でどんな風にみんなが活躍するのか。かなり楽しみなところです。

あとOPが爽やかでいい曲でしたね。「TRUE」さんの「ブルーデイズ」。作品にぴったりで。イントロが妙に癖になります。

 

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19位 ささやくように恋を唄う

木野ひまりは今日から高校生。小学校からの親友・水口未希に誘われて参加した新入生歓迎会で、ひまりはバンド「SSGIRLS」の演奏に魅了され、バンドのボーカル・朝凪依にひとめぼれという名の憧れを抱く。校舎で出逢った依にそのことを伝えるひまりだったが、まっすぐに気持ちを伝える彼女に、依はひとめぼれという名の恋心を抱いてしまい――。

引用元:TVアニメ『ささやくように恋を唄う』公式サイト https://sasakoi-anime.com/story/01.html

評価:A 【最終評価】

2023年1月時点で50万部を突破しているそうです。

観ましたが第一印象凄くいいですね。今期の楽しみなラブコメ枠はこれで決まりです。

一話は素晴らしい。掴みも王道ラブコメなんですが、バンドで意識するのはなんか素敵。

演出もいいです。ちょっとしたシーンも、ドキドキしているのが伝わってきて◎ お互いの目線のカメラアングルとかもナイスです。何気ない場面を写真で切り取ったよう描写も好きです。

特にヒロイン二人の関係性が絶妙でいい。しかもクールな方が照れるのが多いのもいいですね。ひまりは、たらしなのでしょうか? あえて一目惚れという言葉をチョイスするあたり、天然たらしの傾向(笑)

周囲の友達もみんないい人で◎ 特に水口亜季が好きです。

そして4話で待ち望んでいた展開が! 水口亜季のまさかの参戦宣告! これ熱いですよね。最初から、小さいフリではありましたが、しっかり伏線散りばめてましたもんね! 

多少期待はしていたんですが、ちゃんと回収してくれるのは嬉しかったです。今後がめちゃくちゃ楽しみです!

きゅきゅんさせてくれるポイントも多いです、ラブコメ好きはチェックして欲しいです!

追記 評価の変動 S→A

作画崩壊が随分騒がれてましたね。確かにひどいです(笑)見てもらえればわかると思いますけど、モチベーションは下がっても仕方ないレベルかなと。 

なので評価は難しいところです。しかもアニメも10話までしか現在放送されてないので(笑)

ただ内容は面白いんですよ。だから一つ評価を落として、この位置くらいですかね。シナリオだけで言えばSよりなんですけどね。

後半はローレライの過去。ローレライの音楽の原点、目指しているもの。史帆の本音。水口との関係性……などなど盛りだくさん。史帆はいいキャラですね。ただの百合作品では終わらないという道筋がハッキリと見えてきます。面白んですけどね!…面白いのに悔しいところです!(笑)

問題はいろいろあるので、人に勧めるには難しいですが…それでも内容は、確かな面白さがあります! できれば制作会社には、完走目指して頑張ってほしいですね! 応援してます!

 

20位 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF

若き行商人クラフト・ロレンスは、荷馬車を引く一頭の馬を相棒に、街から街へと商品を売り歩く日々を送っていた。

ある日、黄金色の麦畑が広がる小さな村を訪れた彼は、耳と尻尾を有する美しい少女と出会う。

「わっちの名前はホロ」

自身を“賢狼”と呼ぶホロは、豊穣を司る狼の化身だった――。

彼女の「遠く北にあるはずの故郷・ヨイツの森へ帰りたい」という望みを聞き、
ロレンスとホロは北を目指す商売の旅の道連れとなる。

だが行商人の旅には思いがけない波乱がつきもので……。
孤独だった行商人と、孤独だった狼の化身を乗せた馬車が、今、騒がしく走り始める。

引用元:狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF – テレ東 https://spice-and-wolf.com/

評価:A 【最終評価】

評価の変動 B→A

なんと十五年ぶりに新作リメイクらしいです。

私も、かなり昔に何話か見た記憶がありますが、内容はすっかり忘れてました。覚えていたのはホロの喋り方だけ(笑) その時も、つまらなくて止めたとかではなかったと思うんですけど。

そして久しぶりに鑑賞しましたら、面白いですね! 

まずこの作品の面白いポイントは2つある気がします。

・ホロの可愛さ 

・商売関連

しかし割合としたら8:2くらいに感じます(笑)

まず8割のホロの可愛さについて。もうこれに尽きる作品ですね。

とにかく「ホロの可愛さを世に知らしめるんだ!」という強い思いが伝わってきます。カメラアングル、尻尾、耳、表情、性格。

制作サイド側の使命みたいにも感じるほどに(笑)

そのかいもあって、めちゃくちゃ可愛いと思います。そのシーンもまんべんなく可愛く映ってます。特に「ロレンスといるときのホロ」の可愛さは破壊力ありますね。というか、ロレンスとホロが馬車で掛け合いするシーンが作中一番好きかもしれません。

あとの商業の部分。これはそこまで面白さは見受けられなかったんですよ。とくに前半。でも回が進むごとに少しずつ面白さを感じられるように。

その点で言えば『最終話3話分』は作品の中でも、一番の見どころではないでしょうか。

商売のシビアさ、裏切り、ホロの狼化、逆転劇……などなど狼と香辛料の良さがめちゃくちゃ出ていました!

ロレンス最大のピンチで、緊張感もありました。引きも良くて◎

2クール目あるの知らなかったんですけど、知ったとき嬉しくて(笑)思ったより好きだったことに気づくのも、アニメ見ていての楽しみの1つでもあります。

あとBGMの「カントリーミュージック」感も好きです。

 

21位 バーテンダー 神のグラス

バーテンダー・佐々倉溜は、パリから帰国後銀座のバー”イーデンホール”で最近働き始めた。ホテル・カーディナルの営業企画部で働く来島美和は、ホテルのカウンターバーに相応しい、客の魂を癒す「神のグラス」を作れるバーテンダーを探しているが一向に見つからず焦っている。 偶然街で出会った溜がバーテンダーであると知る。

引用元:アニメ『バーテンダー 神のグラス』公式サイト https://bartender-anime.com/episodes/episodes01.html

評価:A 【最終評価】

それを観察眼、経験などで見抜いていく。特殊な能力ではないです。バシッと、お客様が求めていたお酒を出すんです。

バーテンダーという立場から、踏み込みすぎず、そっと寄り添うような立ち振舞いが素敵なんです。心を解きほぐされたお客様は、入ってきたときとは違う顔で店を後にする。マジで素敵(笑)

バーテンダーという接客の心構えも勉強になります。もちろんお酒の勉強にも。

肩ひじ張らずに楽しめるのもいいですね。どのエピソードから見れるのも◎

主人公は普段だらしないのに、バーテンダーに身を包むと、ものすごいプロなんです。このギャップも楽しい。

雰囲気づくりも徹底していて素晴らしいです。バーにいるかのようにしっかりと演出されています。「シェイク」「氷の音」など細かい部分にもこだわりが感じられたりいい余韻が感じられます。

好きなエピソード

『5話』 チェンの過去。淡い恋愛模様です。甘酸っぱくも、少しせつないのが◎ チェンと千歳の「アイスの棒で当たりが出たら…」のくだりがドキドキします。そして千歳の「じゃあ…ホントにいく?」が妙にエロイと感じたのは私だけでしょうか?(笑)

追記 評価の変動 A→A

毎回、心が落ち着けて、フラットにしてくれる作品でした。

後半では佐々倉の過去などにもスポットが辺り、物語にも深みが出てきます。とはいえ、普通のお客様の話もありつつ。

ただ、ちょっと期待していた佐々倉と美和のラブロマンスはありませんでした。そこがちょっと残念。「いや、お前どんだけラブコメ好きなんだよ」ってツッコミは置いて下さいね(笑)

内容的には盛り上がるという展開はありませんでしたが、毎回しっかりと見ごたえのある話で満足感は高いです。

定期的にアニメを続けて欲しい作品です!

 

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